先日、相変わらず頭から湯気を立てて、
知恵熱を出しながら七転八倒・四苦八苦して仕事をしている最中、
ピーンポーン♪
応対に出た女史が私に、
女史 「札幌○○さんが見えてまして、ユニフォーム担当の方をとか・・・」
と、一枚の名刺を渡して来ました。
ぬおぉ、こんのやろおぉ!
札幌○○めっ!
何回も断って、「もう来ないでくれ」と言っているのに、
まぁた来やがったかっ!
・・・とは口には出さず、淡々と、
私 「あぁ、はいはい。」
おもむろに机の引き出しから、4枚の名刺を取り出し、玄関へ。
玄関には、私より少々年上の営業マンが一人。
営 「ユニフォーム担当の方でいらっしゃいますか?」
私 「いいえ。」(←無表情)
小さい会社で、そんなに担当が細分化されているワケがなかろーばさ。
営業マンは少々面食らった顔をして、僅かに「間」が出来たとき、
私 「以前にも、何っっっ回もお断りしているんですけれど。」(←半ば呆れたように)
営 「あの、私、今回初めてお邪魔するのですが・・・」
私 「いいえぇ、ほら、ほら、ほら、ほら。」(←ちょっと嬉しそうに)
先程机から取り出した、同じ「札幌○○」で別の営業マン4人の名刺を
次々と広げて見せて、
私 「あなたで5人目です。」(←ちょっと勝ち誇ったように)
「何回仕事の邪魔しに来るんだこの野郎」
「二度と来るなと言ってあるだろ」
・・・とは口に出さず、顔の下半分だけの笑顔で黒いオーラを吹き上げながら、
冷ややかな目で営業マンを見つめる私。
営 「・・・申し訳ございませんでした、失礼致します。」
私 「はい、お疲れ様でした。」
双方、深々とお辞儀をして、終了~♪
しかしまぁ、随分と腹黒い応対をするようになってしまいました私。
私はいつの間にか、こんなに汚れちまった・・・
「汚れっちまった悲しみに」(by 中原中也)
もちろん、全ての飛び込み営業マンが悪いとは言いません。
しかし、取引をしない旨を「何度も」明示しているにも拘らず、
「何度も」仕事を邪魔されると、いい加減、殺意が芽生えます。
「時間泥棒」
今の私にとって、最大の敵です。
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