唐突ですが、最近、地味にパワーアップしています。
・・・いや、私じゃないですよ。(笑)
コモドオオトカゲの如く、這いつくばってズルズルと、
息も切れ切れ、力なく床を移動しているちょちょ山でございます。
皆様、リラ冷えで体調を崩されておりませんでしょうか。
さて最近、「私のパソコン」が、地味~にパワーアップしております。
何も考えずに手を動かし、規格通りに部品を組み込んでケーブルを繋げ、
正常に動作した時の喜びは一入です。
最初から書いてしまいますが、今回はほとんど元手がかかっておりません。
じゃあ、どんな風に手を加えたかと言いますと。
メモリは、DDR3の4GB×2枚(デュアルチャネル)の計8GB。
カミさんと一緒になる直前に買ったメインパーツですから、
もうかれこれ8年くらい前になりますかね。
それでも「出来るだけ長く使えるように」と、
最上級とは行かないにしても、当時ちょこっとだけ奮発して、
8年経った今でも現役のパソコンです。
そこへ、Windows7のサポート終了が近づき、時代は64bitネイティブ。
止むを得ず、機器構成も変えざるを得ないか、と思いきや・・・
Microsoftが、Windows10の無償アップグレードを開始。
現在は無償アップグレード期間は(表面上)終わってしまいましたが、
表立っていないながらも「メディア作成ツール」は提供中で、
「こりゃあ、タダなら上げずにおらりょんばい!」(どこの言葉だ)
と言うことで、Windows10へのアップグレードを、突如強行しました。
以前に一度、試しにアップグレードしたときは
画面廻りの扱いづらさに辟易としておりましたが、
そこは「Classic Shell」を使うことが大前提で、
新OSの恩恵を得るほうがメリットが大きいと割り切りました。
CPUとマザーボードは今でも現役。
問題はメモリでしたが、8GBのうち5GBをRAMディスクで使っていたので、
読み書きの速さはバケモノ並みである一方、メインメモリが不足するため、
アプリケーションの同時展開に不安があるピーキーなチューニングの上、
メモリの増強を計画。
丁度、職場のパソコンが総入替時期となり、
大量のパソコンが廃棄されることとなりましたが、
そのパソコンに使われていたメモリが、
私のパソコンと同じ規格のDDRメモリ。
「こりゃあ、ただ捨てたら勿体なかと♪
有効活用するばい!」
と、試しに2枚のメモリ(デュアルチャネルのため)を持ち帰り、
マザーボードに刺してみるも・・・
「ピーッ、ピーッ、ピッ!」
知らないメモリを刺したから、マザーボードがビックリしたのかしら?
一応、マザーボード上のジャンパーをショートさせ、
BIOSを初期化してみたところ、今度はまた別の信号音。
マニュアルを開くも、どうやら、
「グラフィックボードが刺さってねーよ」
とのこと。
ンなことは無いけどなぁ・・・
緩んでたのかしら?
グラフィックボードも一応刺し直して、今一度電源ON。
「ピーッ、ピーッ、ピッ!」
何故?
同じDDR3のPC10600、4GB×2枚刺しよ?
「ふみゅ、困った、とりあえず一旦元に戻そう」
と、元のメモリに刺し直した途端、
「・・・ピッ♪」
・・・動いたよ。(笑)
何かい、メモリがアジア製だからって、嫌がってたのかい。(笑)
元々はメーカー製のビジネス向けパソコンに使われていたメモリだったのですが、
ウチのマザーボードは、そのメモリがどうやらお気に召さなかったようで。
パソコンはこう言うところで、相性問題が出るんですよ。
そこで、別の廃棄予定パソコンに刺さっていたメモリを発見。
お、このメモリは「MICRON」社製か。
上位のPC12800だけど、下位互換で動けば儲けモノ。
自宅で家族が寝静まってから、パソコンのガワを再び開け、
眠い目をこすりながら、メモリを差し替え・・・
「・・・ピッ♪」
動いたよ!
ちゃんとBIOSで、PC10600と識別されてるよ!
よし、調子に乗って、もう2枚追加!
「・・・ピッ♪」
よっしゃあ!
これでメモリスロットにフル装備、16GB!
さて一方で、起動ドライブは私、元々SSDを使っておりました。
これも64GBだったので、容量的な限界も見据え、
これまた職場の廃棄予定パソコンからSSDを換装。
以前職場で、経理のソフトが異常に遅すぎ、ハードディスクへの読み書き速度が
ボトルネックになっているのが目に見えて判っていたので、
SSDに載せ替えたときのものでした。
そのパソコンが今回の総入替で「お役御免」となったので、
SSDだけを嬉々として頂いてきました♬
更に早くなった上に、容量が増えてラッキー♪
さて、ここでバックアップを取ってから、
件の「メディア作成ツール」で作成したUSBメモリからセットアップを走らせ、
OSをWindows7 32bit から、Windows10 32bitへアップグレード。
そこから更に、Windows10の64bitセットアップ。
アプリケーションや設定が全てリセットされ、
クリーンインストールになってしまいますが、
その代わり、32bitからのライセンスが継承され、
正規に64bitネイティブ環境になります。
おまけにこれまた今回、SATA600の250GBハードディスクが
職場から廃棄予定として大量に出てきたため、
(ウキウキしながら)使用時間の短いハードディスクを吟味、
厳選して換装。
元々、写真データを加工編集・保存していたハードディスクは、
専用のRAIDケースを購入し、SATA300の中古ハードディスク
250GB×4台で、RAID5の750GBとして使用しておりました。
(画像はロジテックダイレクト/楽天より拝借)
ハードウェアRAIDなので、難しい設定は何もなく、
本当に「大きい外付けハードディスク」としてラクに扱える一方で、
実はクラッシュ等の冗長性に長けているスグレモノです。
今までも十分快適だったのですが、それが今回、
ハードディスクを全てSATA600に換装することで速度もアップ♪
いぇい♫
ここ半年で、実際に買ったのはこのRAIDケースだけで、
他はみんな廃物利用。
元々が、底力を持ったCPUとマザーボードだったために出来た芸当ですが、
ちょっと上のスペックの中古部品に換装しただけで、
更なる速度アップと、快適な環境の出来上がり~♪
いやぁ、良い時代になったモンです♪
こう言う、「スターウォーズ」の「ミレニアム・ファルコン」のような、
「羊の皮を被った狼」
のような機械を作っていくのって、楽しくってもう仕方がない♬
これで、あと5年は余裕で頑張れます。