あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

第二の人生

(今回はコンピューター用語多め、ジャーゴニズム全開でお送り致します。)
 
え゛~、業務連絡。
現在、VPNサーバーを勉強、構築、テスト中。
近日中に公開致します。
 
この呼びかけに呼応する人は、全国で二人はいると思います。
 
どーも皆様、こん○○わ。
天高く、我肥ゆる秋。
冬を前にして、動物としての本能に抗えない(食ってばっかり)の
ちょちょ山でございます。
 
お腹周りが益々「トトロ」化し、
最近の敵は、専ら体重計です。

f:id:tyotyo1974:20200910004304p:plain

(画像お借りしてます)
さて。
 
今日も今日とて、コンピューターネタです。
コンピューターと言っても、変態サーバー。
ま~、よく出てきますわね、「変態」。
何が変態かと言いますと。
 
3年ほど前、会社で基幹システム刷新のために
お役御免になったサーバーなのですが、結構なスペックを持っていて、
ただ捨てるのには勿体なく、書庫で眠らせていたところ、
パソコンオタクの血がうずうずと・・・
どうせならいっそのこと遊んでしまおうと。
 
NEC Express 5800/T120b-e

https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20110215/357205/ex5800gt120b.jpg?__scale=w:200,h:267&_sh=0d30c08d05

(画像お借りしてます)

 
 
CPUはIntel Xeonプロセッサ2.4GHz、
メモリは8GB、
LSI社製のRAIDボードを搭載し、
結構ゴツい筐体のサーバーです。
 
これが2台。
 
一度ガワを開けたときに、CPUソケットが二つあり、
うち一つしか使っていないのは知っていたので、
 
「こりゃあニコイチで、遊んでみるか♬」
 
と、事務所の書庫に籠って、仕事の「合間」に組み上げました。
べ、別に、仕事中じゃないんだからねっ!
(ホントよ)

ガワを開けてみると・・・
実はマザーボードは、見慣れたGIGABYTE社製でした。(本当)
・・・NEC、最近は自前で設計してないんだ。(笑)
 
ちなみに最近のNECパソコンの一部機種は、Lenovoマザーボード
NECのハコをかぶせた代物でした。(これも本当)
 
ま、安くて機能が揃っていて、ちゃんと動けば
何も問題はないのですが。
 
話を戻しまして。
 
以前に一度、マザーボードの電源部分で電圧異常が起き、
メーカー保証でマザーボードを取り替えた方の本体をベースに
筐体を開けたサーバを二台並べ、CPUのとメモリの移植作業の開始。
 
どデカいヒートシンクがタワー状になって、
見る角度を変えると、マンハッタンシェイプ。(古っ!)

f:id:tyotyo1974:20201014010016j:plain

メモリもそっくりそのまま、
追加したCPUの傍の開いているメモリスロットに挿し込み、
これで論理コアが8×2機の16スレッド、
メモリは8GB×2で16GB、
処理能力「だけ」は変態クラスの
NEC Express 5800サーバーしょの2の出来上がり♪

f:id:tyotyo1974:20201014010002j:plain

さて、問題はここから。
 
以前、仕事で使用していた頃のHDDは全部外してしまい、
データの抹消をかけてしまったので、RAIDの構成は
ゼロから組み上げる必要があります。
 
取っておいた中古のSATA300対応の250GBのHDDを4台。
これをRAID5(3台で2台分の容量500GB、ホットスワップ1台)で組み上げるべく、
BIOS起動時にRAIDボードのWebBIOSを立ち上げ、
試行錯誤で設定していたところ・・・
 
いきなりボッツリ再起動。
なぬうっ!?
 
必要な設定を速攻で終わらせRAIDのセットアップは何とかし、
OS再セットアップ用の「Expressビルダー」で再インストール・・・
 
ボツッ!
 
・・・また再起動・・・
 
何だよこれ・・・入らないんかい・・・
 
それともCPUを増設した際、CPUとヒートシンクの間に塗る
シリコングリスが足りなかったか?
 
CPUの熱暴走でフリーズしたり、強制再起動は良くある話。
もう一度CPUを外し、グリスを塗り塗り・・・
 
それでも状況は変わらなかったので、BIOSの設定画面を立ち上げ、
ステータスを確認しても、ちゃんとCPUとメモリは
二台分識別されていました。
CPU温度も正常値。
うぬぬ・・・
 
いい加減、いじくり倒して時間も経っていたので
これ以上は止めようかと心が折れそうになりましたが、
 
「えぇい、面倒くせぇ!BIOSの初期化じゃあ!」
 
と、工場出荷状態のデフォルト値にリセット。
 
ピッ、ピッ!
 
再起動すると、BIOS正常起動時のビープ音が二回。
おそらくCPUが二つあるので、その分鳴ったのかと。
 
考えてみれば、1CPUの設定を記憶したまま2CPUにしても、
そのままじゃ二つ目のCPUをどうしたらいいか、BIOSも判らんですわね。
 
リセットして、最初から「CPUが二つある」とBIOSも認識すれば、
しっかり安定するのも道理で。
 
・・・何だぃ、最初からBIOSをリセットしておけば良かったぁ!
えらく時間食ったわよ!
 
さて、ナンダカンダの藤井隆で、ハードウェアはOK。
作業はOSのインストールへ。
 
OSも、サポートが切られたとは言え、
まだまだ使える、Windows Server 2008 R2 SP1。
 
先述の「Expressビルダー」から再インストールを試みるも、
 
「このハードウェアは違うから、入れられませんぜセニョール、
 よく確認してみてよアミーゴ。」
 
と言う内容のスワヒリ語メッセージが出て、インストール不可。
 
そりゃそーだ。
メモリはともかく、CPUを付け足したら、
本体は別物になりますからね。
 
結局は、サーバ管理用ツールが最初から入っているかだけの違いなので、
添付DVDからOSのクリーンインストール後に
ライセンスのアクティベーションをして、
一応正規ライセンス承認を得ました。
(CPUを追加しただけで、シリアルコードは正規の添付品だもん。)
 
さて、組みあがった変態サーバ
元々が廃棄予定だった機械ですから、
何をいじくり倒してもOK♬
 
処理速度が変態クラスなので、
色んなデータを圧縮保存するために、
ガンガン稼働させてます。
Expressサーバー、第二の人生♪
 
こうなると、ハードディスクに保存するための
転送速度がボトルネックになってしまいますが・・・
USB3.0のドライブデバイスを着けられるように、
ボードを挿そうかしら・・・
 
ぬぬっ!PCI-Expressポートがないっ!
仕方がない!
USB3.0ポートを持っているパソコンからネットワーク共有で、
LANの回線帯域を限界まで使ってデータを流し込もう!
こっちの方が速いや!(力業)
 
また、完全にクローズドなネットワーク環境を構築すべく、
VPN環境を構築してみました。
お金をかけず、SoftEtherです♪(筑波大学ありがとう!)
 
その代わり、VPNの基礎を勉強するのが大変で・・・
あちらを立てれば、こちらが立たず。
既存のネット環境に干渉しないようにセグメントを分ければ
VPNが見えなくなってしまうし、VPNに繋げたら繋げたで、
普段のネット環境は別物になってしまうので、
物理NICと論理NICをブリッジ接続してみたり・・・
 
本当はもっと簡単で、確実な方法があったりするんじゃないか、
とも考えましたが・・・
 
うん、動いてるからもういいよ、これで。
(苦笑)
 
本当は自宅でやれば良いのですが、置く場所がないので、
バトーの外部記憶のように、市内某所に置いてあります。
自宅からはリモートでメンテナンスするので、
仲間内で何やらコソコソするのには持って来いです。
 
妄想は尽きません♬
 
-------------
 
にほんブログ村」 ランキング参戦しております♪
↓ポチッとお願いします。