気が付けば、ゴールデンウィークも遥か過去の出来事。
柔らかくなった風が頬を撫で、新緑の芽吹くこの季節。
年々砂漠化が進む私の頭頂にも、髪の毛が芽吹いてくれないかと
常々思う今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
ご無沙汰しておりました。
五月病マキシマム。
マイナス思考乱れ咲き。
百花繚乱ネガティブキャンペーン絶賛実施中のちょちょ山でございます。
当日券あります。(意味不明)
さぁ、やってまいりました。
年度末〆、決算他モロモロでボロボロになった心身を診てもらうべく、
重い体を引きずりながら、行って来ました春の健康診断♪
ちなみに、「見てもらう」ではありません。
「オレの全てをおぉ、見せてやるううぅぅ~!」
沢田研二かっ。
いきなり話が逸れましたが、元に戻してですね。
受付して検査衣に着替え、自分の番を待っているときに、
ある人が呼ばれました。
「フジイタカシさ~ん」
その瞬間から私の頭の中で、健康診断が終わるまでずっとこれが鳴り続けて、
どうしようかと思いましたよ、えぇ。
藤井隆:ナンダカンダ
「なんだかんだ叫んだって やりたいことやるべきです」
一日中、寝ていたいわよ!
脳内一人ボケ突っ込み。
はい、再び話を元に戻してですね。
さて、自分の番。
血を採って、身長、体重、聴力、視力、
味覚、嗅覚、触覚、超感覚と。(←嘘)
超感覚(第六感)の検査は、Mr.マリックによる有料オプションだったので
受けませんでした。(←大嘘)
・・・来てます。(何がだ)
採血はまぁ、献血で慣れているので詳細は割愛しますが。
「チクッとしますけど、我慢してくださいね~♪」
ぶっすううぅ!
「あ゛ああぁぁぁ~!」
「血が緑色ですね」
「私、バルカン人なもので」
どこまで本当かはさておき。
次は身長と体重測定。
「はい、アゴを引いて、背中と後頭部をピッタリ後ろにくっつけて下さいね~♪」
ごめす。
全自動の身長計が、儚くも薄くなりつつある頭頂部を直撃。
毎年のことで慣れているとは思いながらも・・・痛い。
・・・これ、上から機械で押さえつけられた分だけ、
身長と体重に影響しないのかしら・・・?
身長166cm、体重63.5kg。
うみゅ、落ち着いてきた~。
一時期、酷かったですからね。
体重59kg、血圧は上が95、とか。
風に吹かれて飛びそうな、どうしようもない存在の薄っぺらさ。
通院と服薬で、何とか持ち直しておりますが、
最近は心臓にも影響が出ており、今後どうなることやら。
はい、次は聴覚。
密室に閉じ込められ、「ピー」とか「ポー」とか、
放送禁止用語のような信号音を聞き取るわけですが、
専用のヘッドホンを装着する際に手が滑り、
べほ。
ヘッドホンに頭を食われてしまいました。
最近歳のせいか、手に水分が無くて、掴むものがよく滑るんですよ。
普通のヘッドホンより密着度が高いからか、
締まる強さが少し強めで、横に専用の取っ手が着いていました。
終わってから取っ手に気付いたわよ・・・
先に言って欲しいわよ・・・
検査のときの、密室の静けさ。
あぁ、このまま眠ってしまいたい・・・
「はい、終わりました~」
問答無用で密室からポイスと放り出され、次は視力。
視力を測る機械がトプコン製だったので、
昔、トプコンの測量機器を売っていたことがある私は、
内心「ニヤリ」としていましたが、
私の思いとは関係なく、検査は進んでいきます。
「はい、中を覗いてみて下さいね~」
がち。
メガネがぶつかり、検査のおねーさんに笑われながら、
「ピッタリくっつけなくても、中が見える程度で大丈夫ですよ。」
「あ、はい。」
ごづ。
今度は安定板の角に、おでこをぶつけて悶絶。
検査のおねーさんは笑いながら、
「大丈夫ですか?」
「角が、角が・・・」
おでこをさすりながら、再度測定器の中を覗き込み、
「E」のような記号の向いている方向を言います。
以前は「C」のような「ランドルト環」だったはずですが・・・
「はい、これが見えますか?」
「右」
「はい次。」
「上」
「じゃあ、次は?」
「え~と、下」
何だかそのうち、
「上上下下左右左右BA」
とか言いそうになってしまいました。
グラディウスかっ!
・・・笑える人は、立派なゲーマーです。(笑)
うみゅ、視力は1.0と1.2。
近年、眼鏡を老眼鏡に作り変えたので、よく見えました。
老眼鏡・・・もうそんな歳なんですよ、えぇ。
ふと思うのですが、視力検査のこの装置の中に
綺麗な女の人でも映ってないんですかね?
野郎なら皆、躍起になって見ようとすると思うんですが・・・
さて、どん尻に控えし、バリウム検査。
毎回飲む前に、どよ~んとなります。
だって、おいしくないんだもん・・・
これがビールのジョッキなら良いのに・・・
意を決して・・・せーの!
一気!一気!一気!一気!
ぬぐぐ・・・
発泡剤で出そうになるゲップを抑えつつ、
口の端から、つす~と流れる白いバリウム溶液。
「今宵の生贄は美味だった・・・」
と、ギャグをかますよりも早く、
「はい、これで口拭いて下さいね~」
と、担当のおねーさんにティッシュを手渡される私。
うみゅ、おねーさん、スキがない・・・
さて、レントゲンの撮影台に乗っかり、
バリウムを胃壁に塗りたくるべく、台の上で二転三転。
そして、
「しっかり摑まっててくださいね~」
と、垂直じゃないですが、台が逆さまになるんです。
落ちる・・・
と、そこで頭をよぎるのが、
「本当に転がり落ちたら、痛いだろうけどネタになるな」
・・・ネタの為に体を張るな。(←私)
腹部レントゲンも終わり、担当のおねーさんに下剤をもらい、
各種説明を受けました。
「下剤を飲んでから、大体5~6時間で利いて来ますから。」
「食事は早めに取って、水分は多めに取り、
バリウムが完全に出きってしまうまで、お酒は避けて下さい。」
検診センターを出てからすぐ、お腹が張って仕方が無く、
地下鉄で職場に向かうも、どうもあずましくありません。
途中で食事もしたかったですが、万一を考えて、職場に直行。
来た!
白い悪魔襲来!
おねーさん、5~6時間なんてウソですよ、2時間持ちませんでしたよ。
ずぅびずぅば~、ぱぱぱや~・・・
約一時間かけて白い悪魔とおサラバし、
早速その晩にお酒を飲んでしまいましたが・・・
だあぁって、頑張ったんだもん♪
ご褒美、ご褒美♪
・・・何だか、
「健康診断なのに、楽しんでないかい?」
と思うかも知れませんが、
その通りです!(自爆)
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写真が無いのも寂しいので、
今日の夕方、自宅マンション向かいのお宅の八重桜をば。
現在も住宅ローン返済真っ最中ですが、
このマンションを買ったのも、6年前の今日。
娘の成長と合わせて、毎年ここで写真を撮ろうと思います。
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