あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

新春の挨拶がてら、カメラのレビュー「Nikon Z50」

どーも皆さん、こん〇〇わ。
 
年の暮れの挨拶も出来ぬまま、
気がつきゃ世の中、成人式も終わってました。
 
うずぉおおおぉぉぉ、
いつの間に(以下省略)
 
ホント、いつの間に年越したんだよと、
我ながら不安になります。
 
「正月や 冥土の旅の 一里塚」
 
と言うワケで、メイドさん

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これ、去年も一昨年もやったよ!
(3年連続)
 
恐らく地上で一番、カメラ装備の充実しているメイドさん
しかも、航空自衛隊千歳基地にて。
レンズを支える手がエレガント。
シュールだね~。
歴史に残るね~。


さて。
 
年末年始の私は、文字通り「忙殺」されておりました。
死ぬる。
確実に、死ぬる。
もうね。
今までにない仕事量(面倒臭い)が押し寄せ、
(ピー)が(ピー)だった故に、
(ピー)が退職。
(ピー)が去ってと思いきや、
(ポー)が入社したと思ったら、
(ポー)も一週間で退職。
原因は書けませんが、
(パー)の(プー)が原因と言うことで、
諸般の手続きに追われ、週明け一発目から
各方面へ手続きのオンパレード。
並行して、各種申告と年調と、月次決算。
 
胃が痛くなるわ・・・
 
と言うワケで、現実逃避に酒飲んで、
サザエさん症候群」絶賛発動中の自分を偽って、
久方振りの登場と相なりました。
皆様、宜しくお付き合い下さい。
 
仕事の愚痴はこれくらいにして。
 
新春一発目、久し振りにカメラのレビューです。
 
来ました、NikonのZ50

https://www.nikon-image.com/products/mirrorless/lineup/z_50/img/features01/pic_02.jpg

 
ここからは、私の個人的な感想と思って頂ければ幸いです。
 
Nikon、満を持してのミラーレスAPS-C機の導入と思いましたが、
私の個人的な意見としては、他メーカーより二歩程遅れていると思います。
 
まず、機器構成から。
 
Nikon Z50
Nikon マウントアダプタ FTZ
TAMRON 18-400mm F/3.5-6.3 Di Ⅱ VC HLD
 
折角のZマウントなのに、Fマウントのレンズを使う上に、
テレ端で400mmと言う、非常に変態的な構成ですが、
これを踏まえた上でのレビューであることをご承知おき下さい。
 
さて。


気になる① バッテリーの持ちが悪い。
 
本体の殆どが、メカニカルなものから
エレクトリカルなものに変わってしまったので、
電源を入れている以上は、バッテリーをひたすら
食い続けることとなります。
省電力モードをONにしていてもです。
 
まだ本格的に撮り始めてもいないのに、
室内でフォーカステストをしていたら
ぐんぐんバッテリー残が減って行くんですもん。
予備バッテリーは必須です。


気になる② 本体で手ブレ補正機構を持っていない。
 
10年前のカメラでは、本体とレンズの両方が機能して、
結構目に見えて手ブレが治まるのを実感していたのですが、
本体側で光学的な手ブレ補正機構を持たないミラーレスでは、
レンズ側で手ブレ補正機構を持っていることが大前提となります。
 
脇を〆て撮りましょう。
でなければ、ISO感度を自動増感したり、
シャッタースピードを早くして対処しましょう。


気になる③ EVFが見えてる時と撮影時とで、明るさが違う。
 
両眼視して違和感がありました。
これは、EVF側で明るさや色合いを補正出来るので、
自分の見え方に合わせて調整しましょう。
(明るさ、色合いは補正が効きます。)
 
撮影直後のプレビューも、露出が異なる場合がありました。
まるで10年以上前のFUJI製ネオ一眼のEVFのようです。


気になる④ AF(オートフォーカス)が合い辛い。
 
余りにもピントが合っていないと、レンズのモーターすら動きません。
AFが全く効かないんですよ。
 
効いたとしても、中途半端な所でピントが止まってしまい、
シャッターから指を離して、もう一度シャッターを半押しして
ようやくガッチリピントが合う始末。
 
これは私、三つ原因が思い当たります。


一つ目は、焦点距離が長すぎる」
 
使っているレンズの焦点距離が、18mm~400mm
(35mm換算で27mm~600mm)なので、
プログラムがピントを合わせるために、
筒内のレンズを進めていいのか戻していいのか
「どっちなんだ!」と迷うんだと思います。
 
人で例えるなら。
落とした財布を探して、30m足らずを走るか、600mを走るか。
約22倍、後者ならキツいですよね・・・


二つ目は、「FTZマウントアダプタを使用している」
 
ZマウントでZのレンズを使うのがベストですが、
マウントアダプタで下位互換性を持たせて
Fマウントのレンズを使っているために、
折角の大口径Zマウントの規格を
活かし切れていない可能性があります。


三つめは、TAMRONレンズを使っている」
 
Nikonのレンズをそのまま使うのではなく、
サードパーティー製のレンズを使っているため、
本来のAF制御用の信号を全て網羅していない可能性があります。
 
マウント規格仕様の情報を非公開にすることで有名ですから、
信号の内容を解析して、互換性を持たせている場合が多いです。
 
なので、純正レンズだと本来はちゃんと動く信号も、
サードパーティー製レンズでは動きが悪い、
又は動かない可能性は否定できません。
レンズ内部の超音波モーターも、
恐らく違うものを使っているでしょうしね。
 
また、AFモードに関しては、「ダイナミックAF」では
被写体にピントを合わせ続けられますが、
「瞳AF/顔認識」が有効になる「オートエリアAF」では、
画角を変える(ズームイン、又はズームアウトする)と、
途端にピントがボケます。
 
一方で、「瞳AF/顔認識」機能でも画角を変えようが何しようが、
振り向いた後頭部でも、また振り向くであろう顔の位置を予測し、
一度喰らいついたら、ピントを合わせ続ける某Sony機に比べて、
ここはNikonは遅れを取っている部分でしょう。
 
Nikonも最近、ようやくこの辺りの機能を統一実現化したようですが、
それもよりによってミラーレスではなく、
近日発売予定のフルサイズ機「D780」から
この機能が搭載予定です。
明らかに、他メーカーの後塵を喫しています。
 
僅か3ヶ月しか発売時期が違わないのなら、
「Z50」でこれを搭載しなさいよってに!
 
プログラムの開発が間に合わなかったの!?


気になる⑤ アクティブDライティングが効き過ぎてしまう。
 
アクティブDライティングは、撮影時の明暗差(黒つぶれ、白飛び)を
極力埋めてくれる結構便利な機能ですが、これが効き過ぎると、
非常にのっぺりしたメリハリのない写真に仕上がってしまいます。
 
HDR(ハイダイナミックレンジ)機能も搭載されていますが、
あれはあからさまに不自然な写真になるので、
私は余り好んでは使いません。
 
アクティブDライティングは、ほどほどにしておきましょう。


気になる⑥ 連射が効き過ぎ。
 
いや、これは私が悪いです。(苦笑)
 
連射が効くのは良いのですが、
調子に乗って「機能拡張」で連射しまくると、
たった10分足らずのちょっとしたテスト撮影ですら
簡単に100枚を超え、DVD1枚の容量に達してしまいます。
 
モーターショーで1日撮ったら、64GBのSDカードなぞ、
あっという間に一杯になってしまう!
ああぁぁ~!
 
まぁ、ここは機能拡張せずに、高速か低速の4枚撮りにしておくのが
ベターかと思います。


まだまだ使いこなせてはいませんが、今日の札幌モーターショーで、
沢山のキレイなおねーさん写真を撮って、実践してこようと思います。
 
・・・車は?(自爆)


私の個人的な感想としては、今回のZ50は
「プロの要望」「アマチュアの要望」をとにかく混ぜ込んで、
うまく洗練することなく、次の世代の土台にしようとしている感じがします。
(今年か来年に『Z60』とか出るんだぜ、きっと・・・)
 
CanonのEOS Rシリーズは触ったことがありませんが、
Sonyのαシリーズは少々触ったことがあるので、
それらに比べるとNikonは、どうも出遅れた感じが否めません。
 
しかも、繰り返すようですが、この時期にミラーレスではなく、
従前のミラー式デジタル一眼のフルサイズ機に、
他社では既に実現していた機能をやっと搭載して
市場に導入すると言うのが、二歩遅れた感じがして、
何だかモヤモヤするのです。


Nikonよ!
好きなメーカーなんだから、もう少し頑張って、
他社を上回るような「アッ!」と言わせる機能を
先出しで出来るように頑張ってよ!
 
こちとらユーザーは、本気で期待して、
なけなしの大枚叩いてるのよ!
 
「職業写真家しか相手にしない」機械造りしかしないのなら、
エンドユーザーは、どんどん離れて行くわよ!
私だって、αに転びそうになるんだからねっ!
 
宇宙(そら)に上がった
撮影機メーカーとしての、
底意地を見せて御覧なさい!


ちょっとキツいレビューではありますが、
これから私の第一線で活躍してくれる最新型機なので、
本体・レンズ共々、最新鋭で挑みたいと思います。


う゛~みゅ・・・
三週間も何も書かないと、文章が下手になるな・・・
怖い・・・
 
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