一月。
眠うおますな。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
冬眠したい、ちょちょ山でございます。
眠うおますな。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
冬眠したい、ちょちょ山でございます。
先日、仕事の用事足しで外出したときに、
ふらりと近所のTSUTAYAへ。
ふらりと近所のTSUTAYAへ。
写真雑誌をパラパラとめくっていたところ、
誌名はあえて伏せますが。
誌名はあえて伏せますが。
以下、雑誌のコメントの要約。
(多少の言葉違いはご容赦下さい)
(多少の言葉違いはご容赦下さい)
「ダイナミックAFで、他の動体に引っ張られてしまい、
『アレッ!?』と思うことが多々ある」
『アレッ!?』と思うことが多々ある」
「瞳AFで微妙にズレがある」
「本体内に手ブレ補正機構がない」
解る、解るわぁ・・・
しかし・・・
しかし・・・
「疑問点も無いわけではないが、高感度、高画質から、
これらのことは余り大したことではない」
これらのことは余り大したことではない」
大したことあるわよ!
大ありよ!
大蟻名古屋は城でもつのよ!(←違うぞ)
大ありよ!
大蟻名古屋は城でもつのよ!(←違うぞ)
更に、
果たしてないわよ!
少なくとも私は、不満タラタラだわよ!
少なくとも私は、不満タラタラだわよ!
自動ゴマすり機を使っているな!
(何じゃそれ)
(何じゃそれ)
写真雑誌のレビューは、良い所は褒めまくり、
悪い所はやんわりとしか書きません。
まぁ、スポンサーでもありますからね。
そこは解らんでもないですが・・・
悪い所はやんわりとしか書きません。
まぁ、スポンサーでもありますからね。
そこは解らんでもないですが・・・
さて、Z50の初陣は、
先日のSMS2020(札幌モーターショー)でした。
目指すは、各自動車メーカーのコンパニオンのおねーさん。
目指すは、各自動車メーカーのコンパニオンのおねーさん。
・・・車じゃないんかい。(自爆)
いえ、AFの瞳・顔認識機能の実戦テストで。(本当)
いきなりですが。
結論から言うと、瞳AF、役に立たん!(泣)
結論から言うと、瞳AF、役に立たん!(泣)
Sony「一度食らいついたら離れない」
どころか、
Nikon「食らいつく前に、移り気三昧」
何とか食らいついても、ちょっと構図や画角が変わると、
すぐフォーカスを手放しちゃって、撮りたいものが撮れません。
AFプログラム自体、距離感が判っていないんです。
すぐフォーカスを手放しちゃって、撮りたいものが撮れません。
AFプログラム自体、距離感が判っていないんです。
試しに自宅で瞳AFテストをしたところ、
プリントしたモデルさんの写真では
瞳と顔はちゃんと検出されますが、
実際にモーターショーの会場にて、
沢山の人がいる中でコンパニオンのおねーさんを撮ろうとしたら、
その遥か遠く後ろを歩いている別の人の横顔を検出して、
目の前にいるおねーさんにピントを合わせないんですもん。
プリントしたモデルさんの写真では
瞳と顔はちゃんと検出されますが、
実際にモーターショーの会場にて、
沢山の人がいる中でコンパニオンのおねーさんを撮ろうとしたら、
その遥か遠く後ろを歩いている別の人の横顔を検出して、
目の前にいるおねーさんにピントを合わせないんですもん。
(本当)
人が多いときは、全く別の人にピントを持っていかれるので、
結局はオートエリアAFを諦め、中央にピントを合わせて
AFロックして構図を修正するという、
以前の一眼と同じ撮り方をせざるを得ませんでした。
結局はオートエリアAFを諦め、中央にピントを合わせて
AFロックして構図を修正するという、
以前の一眼と同じ撮り方をせざるを得ませんでした。
「瞳AFなんて飾りです。
偉い人には、それが解らんのですよ。」
なんて言っているワケじゃ無いでしょうね?Nikonの技術者よ。
(判る人にしか判らんネタやな)
(判る人にしか判らんネタやな)
ハッキリ言って、Nikonの瞳AFは未完成の域を出ません。
スタジオで、動かないモデルさんを撮るのならば話は別でしょうが、
素人目にもダイナミックAFとオートエリアAFは、
プログラムの再構築が必要に思えます。
冗談じゃありません。
素人目にもダイナミックAFとオートエリアAFは、
プログラムの再構築が必要に思えます。
冗談じゃありません。
「動いた!」(おい)
画像処理エンジンやISO感度、解像度は間違いなく向上してますが、
A10神経が切断されるが如く、シンクロ率瞳AFの被写体検出率は低く、
Nikonの瞳AFプログラムは、残念ながら発展途上と言わざるを得ません。
過度な期待をすると、大きな肩透かしを喰らいます。
A10神経が切断されるが如く、シンクロ率瞳AFの被写体検出率は低く、
Nikonの瞳AFプログラムは、残念ながら発展途上と言わざるを得ません。
過度な期待をすると、大きな肩透かしを喰らいます。
私も10年以上Nikonを使っておりますが、
ここまで進化を謳って、進化を実感できない新機能も珍しいです。
ここまで進化を謳って、進化を実感できない新機能も珍しいです。
写真は、素早く撮るのが常。
人が構図や設定に迷うのは、撮る人が未熟だからですが、
機械が、プログラムが、今更被写体に迷ってどうする!?
何のための新機能だ!
人が構図や設定に迷うのは、撮る人が未熟だからですが、
機械が、プログラムが、今更被写体に迷ってどうする!?
何のための新機能だ!
バッテリーグリップも出してくれぇ!
露出と色合いが違うんじゃあ頂けません。(実感)
「今シャッターを切ったら、こう言う写真になるよ」
ってのがEVFでしょうが。
これも、Sony機に負けています。
更に加えて、手ブレ補正機構を外したってのもどうか・・・
価格を安くするために手ブレ補正をオミットしたのなら、
瞳AFが未完成なのに、何か間違ってますぞ。
まるで、軽くするためにブレーキを外した自転車のようで。
「レンズの手ブレ補正機構と、
ISO51200の高感度で対応出来るから」
ISO51200の高感度で対応出来るから」
本っ当に、撮影していて
不完全燃焼の嵐でした。
リバーサイドホテル 井上陽水 1992 SPARKLING BLUE (日本武道館)
ここからは、私の邪推ですが。
重要な部品を外し、突貫工事のAFプログラム載せて、
Zマウントで無理矢理APS-C機を作って大コケするよりも、
成熟の域に達したFマウントのAPS-C機、
D7500をベースにDシリーズのミラーレスを作った方が、
動体を捉えるAFプログラムも流用が利きますし、
過去のレンズ資産も全部使えますから、
逆に良かったんじゃないですかね?
Zマウントで無理矢理APS-C機を作って大コケするよりも、
成熟の域に達したFマウントのAPS-C機、
D7500をベースにDシリーズのミラーレスを作った方が、
動体を捉えるAFプログラムも流用が利きますし、
過去のレンズ資産も全部使えますから、
逆に良かったんじゃないですかね?
Canonだって、EOS kissのミラーレスを出してましたよね。
この「やるせなさ」を、
私と共感しようじゃありませんか!
私と共感しようじゃありませんか!
(苦笑)
物に愛着を持って、極力手放さない私が、
新型が出たら下取りに出したい、Z50。
(半分本気)
ここまでNikonの新機種に
失望したのは初めてです。
ここからは、初めてミラーレス一眼に
手を出す人に言っておきます。
APS-Cミラーレスを狙うなら、
値段も手頃だし、コンパクトボディながら
手ブレ補正機構もしっかり内蔵され、
瞳AFの食らいつきは、私、ちょちょ山の・・・
いや、私はともかく、
プロの職業写真家の方々のお墨付きです。
手ブレ補正機構もしっかり内蔵され、
瞳AFの食らいつきは、私、ちょちょ山の・・・
いや、私はともかく、
プロの職業写真家の方々のお墨付きです。
人を撮るとき、画角を変えようが何をしようが
瞳AFがガッチリ捉えて、
振り向いても後頭部にピントを合わせ続け、
また振り返った時にも迷わずシャッターが切れます。
瞳AFがガッチリ捉えて、
振り向いても後頭部にピントを合わせ続け、
また振り返った時にも迷わずシャッターが切れます。
欠点を強いて言うならば。
エントリーモデルはバッファメモリが小さいために、
一度に連射し続けられる枚数が少ないくらいですが、
スポーツカメラマンでもない限り、
シャッターを押しっぱなしで一度にウン十枚と
撮り続けることは少ないと思うので、
αシリーズに最適化されたSony純正SDカードで
ある程度の連射はフォロー可能です。
エントリーモデルはバッファメモリが小さいために、
一度に連射し続けられる枚数が少ないくらいですが、
スポーツカメラマンでもない限り、
シャッターを押しっぱなしで一度にウン十枚と
撮り続けることは少ないと思うので、
αシリーズに最適化されたSony純正SDカードで
ある程度の連射はフォロー可能です。
更に、他メーカーのレンズにまで対応する
各種マウントアダプタも豊富で、
特殊な機能を持ったレンズでない限り、
本体はレンズを選ばず、通常の撮影なら
ほぼ何でも使えます。
各種マウントアダプタも豊富で、
特殊な機能を持ったレンズでない限り、
本体はレンズを選ばず、通常の撮影なら
ほぼ何でも使えます。
今のSonyなら、外れは無いよ!
ここでNikonへ向けて、一句。
「完成を 急いだために 肩透かし」
はい、お粗末でした♬