あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

語るわよ♪(Nikon Z50)

一月。
眠うおますな。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
冬眠したい、ちょちょ山でございます。
 
先日、仕事の用事足しで外出したときに、
ふらりと近所のTSUTAYAへ。
 
写真雑誌をパラパラとめくっていたところ、
誌名はあえて伏せますが。
紙面で書かれていた最新カメラのレビューの中に
最近私が買ったNikon Z50が書かれており、
前回の記事で私が書いたレビューと似ていて、
何だか吼えたい火が着きました♬
 
以下、雑誌のコメントの要約。
(多少の言葉違いはご容赦下さい)
 
EVFで見えている画像と、撮影後のプレビューで
 色合いが違うのがいただけない」
 
「ダイナミックAFで、他の動体に引っ張られてしまい、
 『アレッ!?』と思うことが多々ある」
 
「瞳AFで微妙にズレがある」
 
「本体内に手ブレ補正機構がない」
 
解る、解るわぁ・・・
しかし・・・
 
「疑問点も無いわけではないが、高感度、高画質から、
 これらのことは余り大したことではない」
 
大したことあるわよ!
大ありよ!
大蟻名古屋は城でもつのよ!(←違うぞ)
 
更に、
 
「一般ユーザーからは、ニコンでは)唯一手の届くミラーレス機で、
 高性能とコンパクトさとを求められる責務を負った機体ではあるが、
 その責務は充分に果たしていると思う」
 
果たしてないわよ!
少なくとも私は、不満タラタラだわよ!
 
匂う、匂うぞ!
プ~ン、プ~ン、
ゴマの香りがプ~ン!
どこかで東京芝浦電気東芝)の
自動ゴマすり機を使っているな!
(何じゃそれ)
 
写真雑誌のレビューは、良い所は褒めまくり、
悪い所はやんわりとしか書きません。
まぁ、スポンサーでもありますからね。
そこは解らんでもないですが・・・
 
でも私は、自分の色々なものを売り払ってお金を貯めて、
本当にNikonに期待して、大枚叩いて買ったんですから、
本っっ気で言わせてもらいます!
 
マチュア写真家ちょちょ山の、
Nikon Z50 本音実戦レビュー!
(情け容赦なし)
 
さて、Z50の初陣は、
先日のSMS2020(札幌モーターショー)でした。
目指すは、各自動車メーカーのコンパニオンのおねーさん。
 
・・・車じゃないんかい。(自爆)

いえ、AFの瞳・顔認識機能の実戦テストで。(本当)

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いきなりですが。
結論から言うと、瞳AF、役に立たん!(泣)
 
ハッキリ言ってNikonの瞳AFは、Sonyに数歩遅れを取ってます。
Sonyは一度、撮影会で触ったことがありますが、
 
Sony「一度食らいついたら離れない」
 
どころか、
 
Nikon「食らいつく前に、移り気三昧」
 
何とか食らいついても、ちょっと構図や画角が変わると、
すぐフォーカスを手放しちゃって、撮りたいものが撮れません。
AFプログラム自体、距離感が判っていないんです。
 
試しに自宅で瞳AFテストをしたところ、
プリントしたモデルさんの写真では
瞳と顔はちゃんと検出されますが、
実際にモーターショーの会場にて、
沢山の人がいる中でコンパニオンのおねーさんを撮ろうとしたら、
その遥か遠く後ろを歩いている別の人の横顔を検出して、
目の前にいるおねーさんにピントを合わせないんですもん。
(本当)
 
人が多いときは、全く別の人にピントを持っていかれるので、
結局はオートエリアAFを諦め、中央にピントを合わせて
AFロックして構図を修正するという、
以前の一眼と同じ撮り方をせざるを得ませんでした。
 
10年以上前のD5000と比べて、ISO感度と解像度が上がっただけで
同じ撮り方しか出来ないんじゃ、新型機の意味がありませんよ。
 
「瞳AFなんて飾りです。
 偉い人には、それが解らんのですよ。」
 
なんて言っているワケじゃ無いでしょうね?Nikonの技術者よ。
(判る人にしか判らんネタやな)
 
ハッキリ言って、Nikonの瞳AFは未完成の域を出ません
 
スタジオで、動かないモデルさんを撮るのならば話は別でしょうが、
素人目にもダイナミックAFとオートエリアAFは、
プログラムの再構築が必要に思えます。
冗談じゃありません。

ロクにテストをしていない初号機をいきなり実戦投入した
新世紀エヴァンゲリオン」第一話のようなものです。
 
「動いた!」(おい)
 
画像処理エンジンやISO感度、解像度は間違いなく向上してますが、
A10神経が切断されるが如く、シンクロ率瞳AFの被写体検出率は低く、
Nikonの瞳AFプログラムは、残念ながら発展途上と言わざるを得ません。
過度な期待をすると、大きな肩透かしを喰らいます。
 
私も10年以上Nikonを使っておりますが、
ここまで進化を謳って、進化を実感できない新機能も珍しいです。
 
写真は、素早く撮るのが常。
人が構図や設定に迷うのは、撮る人が未熟だからですが、
機械が、プログラムが、今更被写体に迷ってどうする!?
何のための新機能だ!
 
そのAFプログラムが刷新されたものが、
近日発売のD780に搭載されたようですが、
折角だからNikon、Z50のAFプログラムも書き換えて欲しいぞ!
発売時期が、たった三ヶ月しか違わないんだからさぁ!
 
ニコンイメージング会員にも登録したんだから、
ファームウェアアップデートで、何とか対応してくれぇ!
(切望)
 
じゃないと、Zシリーズ初のAPS-C機「Z50」は
駄作で終わるぞ!
(断言)

本体も熱を持ち、バッテリーも食いまくり!
わずか3時間で、バッテリー2本がカラになりました。
アンビリカルケーブルで、外部電源に接続したいくらいです。
頼むよNikon
バッテリーグリップも出してくれぇ!

またEVFも、先の雑誌レビューにもあったように、
覗いているときと、撮影後のプレビューとで
露出と色合いが違うんじゃあ頂けません。(実感)
 
「今シャッターを切ったら、こう言う写真になるよ」
 
ってのがEVFでしょうが。
 
これも、Sony機に負けています。
実際の人の目と、EVFと、撮れた写真の全てが一致しないんじゃ、
何のためのEVFですかね。
従前のミラー一眼の、レンズからプリズム越しに
丸投げでファインダーに見える画の方がまだマシです。

更に加えて、手ブレ補正機構を外したってのもどうか・・・
価格を安くするために手ブレ補正をオミットしたのなら、
瞳AFが未完成なのに、何か間違ってますぞ。
 
まるで、軽くするためにブレーキを外した自転車のようで。
 
「レンズの手ブレ補正機構と、
 ISO51200の高感度で対応出来るから」
 
なんて開発陣が言ったら、オネエモードで怒るわよ!
Sonyは、エントリーモデルのコンパクトボディでも
手ブレ補正機構はしっかり内蔵してるじゃないの!
 
本っ当に、撮影していて
不完全燃焼の嵐でした。
 
役に立たない、NikonのZ50・・・
井上陽水「リバーサイドホテル」のメロディーで)
元々が、フルサイズの画像素子を更に有効活用すべく
マウントの口径を押し広げて新規格を作ったのに、
コンパクトなAPS-C機に大口径マウントを採用するには、
逆に意味が無いのではないでしょうか?
 
重要な部品を外し、突貫工事のAFプログラム載せて、
Zマウントで無理矢理APS-C機を作って大コケするよりも、
成熟の域に達したFマウントのAPS-C機、
D7500をベースにDシリーズのミラーレスを作った方が、
動体を捉えるAFプログラムも流用が利きますし、
過去のレンズ資産も全部使えますから、
逆に良かったんじゃないですかね?
 
Canonだって、EOS kissのミラーレスを出してましたよね。

以上のクセを知っていて、敢えてAPS-Cミラーレスに
Z50を選ぶNikon信者なら、私は止めません。
 
この「やるせなさ」を、
私と共感しようじゃありませんか!
(苦笑)

物に愛着を持って、極力手放さない私が、
新型が出たら下取りに出したい、Z50。
 
Nikonよ、新ZのAPS-C(Z60とか)を出したら、
「Z50下取りキャンペーン」をやってくれ!
(半分本気)
 
ここまでNikonの新機種に
失望したのは初めてです。

ここからは、初めてミラーレス一眼に
手を出す人に言っておきます。
 
APS-Cミラーレスを狙うなら、
悪いことは言わぬ、
Sonyのα6600にしておきなさい!
Nikonユーザーらしからぬ発言)
 
値段も手頃だし、コンパクトボディながら
手ブレ補正機構もしっかり内蔵され、
瞳AFの食らいつきは、私、ちょちょ山の・・・
いや、私はともかく、
プロの職業写真家の方々のお墨付きです。
 
人を撮るとき、画角を変えようが何をしようが
瞳AFがガッチリ捉えて、
振り向いても後頭部にピントを合わせ続け、
また振り返った時にも迷わずシャッターが切れます。

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EVFも色合いが自然で、両眼視しても違和感がありません。
連射も効くし、サイレントモードで音もしません。
(サイレントモードは、Z50も搭載していますが)
 
欠点を強いて言うならば。
エントリーモデルはバッファメモリが小さいために、
一度に連射し続けられる枚数が少ないくらいですが、
スポーツカメラマンでもない限り、
シャッターを押しっぱなしで一度にウン十枚と
撮り続けることは少ないと思うので、
αシリーズに最適化されたSony純正SDカードで
ある程度の連射はフォロー可能です。
 
サードパーティー製レンズはよく知りませんが、
私のように広角から高倍率ズームまで一本で済まそうと言う
変態的な構成でなければ、必要に応じた専用レンズを
2本ほど持っているだけで充分です。
 
更に、他メーカーのレンズにまで対応する
各種マウントアダプタも豊富で、
特殊な機能を持ったレンズでない限り、
本体はレンズを選ばず、通常の撮影なら
ほぼ何でも使えます。
 
今のSonyなら、外れは無いよ!

ここでNikonへ向けて、一句。
 
「完成を 急いだために 肩透かし」
 
はい、お粗末でした♬
 
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