天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ!
ネタを書けよと、我を呼ぶ!
しつこく燻っております、札幌国際芸術祭。
私自身、もう終わったものと思っていたら、
思い出したように新聞記事に載るんですもの。
こりゃあ、書かずにいられません。(笑)
さて、今回のお題。
11/18付の北海道新聞より。
「17日に公表したアンケートで、芸術祭を肯定的に評価する回答は7割」
・・・嘘だぁ!7割もいるのぉ!?
来場者アンケートですから、会場に訪れて回答した人が果たして何人いたのかが疑問です。
回答者10人、うち7人が肯定的だったってワケじゃあないでしょうね?
アンケートなんて、アテになりません。
不満を持ったり、感じたりする人は、そもそもアンケートなんて書きませんから。
良い事を書いた人のアンケートだけが、ハコに残るんですよ。
間違った理想郷への願望をね。
・・・え、私?
しっかりと書いてきましたよ。
「こんな得体の知れないものに5億ウン千万円もかけおって、
他に金をかけなきゃならないところはあるだろう。
住民税が上がるような無駄遣いは、二度と止めてほしい。」
ってね♪(本当)
道外からの宿泊客が想定より多かったとしていますが、
これだって、ハッキリ言って眉唾ものです。
芸術祭のパンフレットが開催後に後手後手で作られて、
地元ですら知らない人ばかりだったと言うのに、
どうやって地方や海外に周知できたのでしょうか。
道外・海外からの流入客が多かったとは、とても思えません。
実行委員会は、来場者は47万8252人と発表しました。
が、この数字、どうやって算出したんです?
そこを明確にしてほしいですね。
そもそも地下歩行空間とか、500m美術館とか、
芸術祭とは全く無関係な人も大勢通り過ぎる場所で、
カウンターも持たずに一体どうやって人数を数えられたんですか?
モエレ沼公園の会場だって、スタッフはただ黙って、手に何も持たずに
会場の隅っこに座っているだけでしたよ。
「う~ん、大体〇〇人くらいかなぁ」
を、全部足し合わせただけじゃあないでしょうね?
観覧理由で、
「芸術に興味がある」が65%、
「偶然通った」が14%。
これ、数字が逆じゃないですか?(笑)
ちなみに「勧められた」が11%。
この11%は、ふみおちゃん(上田文雄札幌市長)が市の職員達に
無理やり課したノルマの数字でしょう。(爆)
更に、
「経済波及効果が当初見込みを約11億円上回る、約59億円に上ったとの推計値も公表」
ですって。
本当かいな。
どうやったら11億もサバ読めるの?
一体どこにカネが落ちたんだか・・・
収支計算書を見せてみなさいよ。
決算書を見せてみなさいよ。
数字の裏づけを見せて下さいよ、実行委員会。
その波及効果の内訳が、
「来場者の宿泊・飲食・交通費などが43億2800万円」
「宿泊や飲食に関する企業の売り上げや、従業員の所得増は15億7600万円」
・・・これだってホントかね。
実際に今回の芸術祭に関係した店舗や企業にアンケートを頼んだわけじゃないでしょう。
しかも、従業員の所得増って・・・台所事情を明示したってことですか?同意書も無く?
どこの企業が芸術祭に参加したのかも知りたいところではありますね。
新聞にも載っていますが、あくまでこれらの数字は「推計」ですから。
推測でモノを語ってるんで、まず本当の数字じゃあないです。
恐らく多分に、希望的な思惑もミックスされています。
かなりの思想誘導がかかっているように感じます・・・
皆さん、出所のわからない情報は鵜呑みにしないで、よく注意しましょう。
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