あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

行政主催の芸術祭は「モラルの欠如」を「現代芸術」に昇華させるのがお好き?

花より団子。
あ、今、秋か。
芸術の秋。
季節の枕詞が出る、と言うことは・・・
 
うそおおぉぉ!?
ついこないだ(以下省略)


はい皆様、いかがお過ごしでしょうか。
食用ガエルの美味しい季節になりました。
 
消費税増税で、月末〆が異様に面倒臭く、
ようやく乗り越えて燃え尽きた、ちょちょ山でございます。
 
・・・しょっちゅう燃え尽きておりますな、私。
何せ、消し炭に無理矢理火をつけて働いているようなモンですから、
精神的に息切れしてまして。
毎日がアフターバーナーby SEGA(意味不明)
 
キーボードの前でなかなか文字を打つことすらままならず、
ブログ更新時間を捻出できずに、ほぼ毎日お布団へ直行しておりました。
 
そんな私の、死んだ魚ような目が再び輝くネタ。
 
Yahoo!ブログ時代のブロ友さんにはお馴染み。
そう、「国際芸術祭」ネタです。
 
今回は、さすがにイレギュラーですが・・・


さて現在、マスコミで散々叩かれております、「愛知トリエンナーレ
トリエンナーレって、イタリア語で「3年ごと」を意味するんだそうで。
はぁ、左様で。
 
私は、今回の愛知の騒動と言うか、トリエンナーレの元々の趣旨と
今回の争点の発端をよく知らないので、
以前、何を以てして炎上していたのかには、敢えて触れません。
 
しかし。
 
一度は展示が中止され、また再開されたようですが、
その中の自称「作品」が酷いようで、それにちょっとモノ申したい。
 
 
「被曝最高!放射能最高!」
 
何これ!?
元々が「表現の不自由展」とか言うイベントが根幹のようですが、
表現の自由を謳う前に、「良識」はどこへ行った?
社会的な良識と、法的な枠組みくらいはありませんか?
 
せめて鑑賞者に不快な思いをさせない、
その倫理的なラインを逸脱しないのが、
文明社会を生きる上での最低限のルールでしょうが。
 
そんなルールすらハナから黙殺して、
表現の自由「だけ」を望むのなら、
今も避難生活を余儀なくされている方々の目の前で
同じことを叫んでみなさいよ。
 
繰り返しますが、
 
「被曝最高!放射能最高!」
 
と宣(のたま)うなら、
自分自身が原発の炉心に放り込まれても
文句はないってことですか!?
 
誰かこの動画の作者を、
レントゲン室に一か月くらい監禁してやってください。


また、こんな動画を「作品」として許可を出した
愛知トリエンナーレの運営サイドの非常識さにも、
開いた口が塞がりません。
札幌と同じですな。
 
最近は「キュレーター」なる第三者が間に入ることで
作品の作者と、現場との「橋渡し役」になり、
円滑にイベントを進めるようになるとの話を聞きました。
 
その一方で、意地悪な見方をするとですよ。
 
三者を挟まないとチェック機能すら働かない、
モラルの欠如した人たちの集団が芸術祭の主催である行政で、
そんな方々が手前味噌で色々やってみた大失態が昨今の
日本各地の芸術祭、と言うことにもなってしまいます。
 
所詮は、役所仕事か・・・


先日、記事と一緒に、過去に全国の芸術祭の監督作業を務めた
著名人の名前と顔写真も含めて表示され、
 
「作品の選定基準はどうなっているのか」
 
なんて疑問も投げかけられておりました。
 
ここの部分は、私も同感です。
 
愛知の今回のことも然ることながら、私は札幌人ですので、
最初に「札幌国際芸術祭」が開催される前段階から、
同じ内容で、ずっと警鐘を鳴らし続けてましたよ。
 
芸術祭って・・・
 
「何を根拠に作品とするのか」
 
「そもそも、芸術とは何か」
 
「何でもかんでもフリーダム過ぎる」
 
「パフォーマンスと、啓蒙活動と、お遊びイベントと、
 難解な『自称』作品を全部『芸術』の一言で
 一緒くたにするな」
 
「芸術作品には難解なものが多いが、
 難解なもの全てが、芸術性が高いワケじゃない」
(↑心理士 ゆうきゆう氏の言葉より引用)
 
「これ、誰か止めなかったの?」
 
「誰がこれを『作品』として許可したの?」
 
「すぐに理解できるかどうかは別物として、
 観る人から『共感』を得られるかが
 本来『作品』としての判断基準じゃないのか」
 
「最低限、不快な思いをさせないことは、
 社会人としての常識でしょうが」
 
過去に散々吼えまくりました。
ここまでは愛知と共通して吼えたくなる内容ですが、
ここからは札幌に特化して、過去に2度開催された芸術祭に対し、
開催前から開催後の収支報告まで、また私は吼えまくりました。
 
「黒字になっていれば成功だと言い張るな」
 
「ゴミをただ並べて、作品だと言い張るな」
 
「不気味なマネキンの生首12体を晒して作品とし、
 場所を提供した珈琲店の営業妨害をするのが芸術か」
 
「それを『芸術』と称して表現の自由を謳うのなら、
 アフリカのサバンナでライオン相手に
 マネキンの頭を刻んでなさい」
 
「スタッフも、責任と対応をのらりくらりと放り出すな」
 
「引き継ぎも何もなされないまま、マイナスからのリスタート、
 全然学んでない、所詮お役所仕事」
 
「『自称』作品を札幌市長の自宅前に移設して、
 市長がご近所からどう思われるか、試してごらんなさい。
 そこを『作品としての境目』にしてみなさいよ」
 
「むしろそこまでやらないと、『愚祭』と気付きませんか、市長!」
 
エトセトラ、エトセトラ。
警鐘をドンドコドンドコ鳴らしまくってましたよ、あたしゃ。
 
特に第一回の札幌国際芸術祭に関しては、
役所内部からも、余計なボランティア仕事や
チケット買取強要等への反発もあり、
 
「市長の暴走を止めてくれ」
 
と、内部告発までありましたからね。
(前・札幌市長の頃の話ですが)
 
詳しくは、右のカテゴリに「札幌国際芸術祭」があるので、
そこから過去の記事を参照されて下さ~い、ドゾ、ヨロシク。→
(結構ボリュームあります)


日本全国の芸術祭の全てがそうだとは言いませんが、
事前準備からして疑問符がつくことがまた多いのも芸術祭。
行政の絡む芸術祭って、大体トラブルになる・・・
 
「『自称』芸術家のトンデモない作品も多分に含まれておりますので、
 閲覧は自己責任でお願い致します。
 開催側は一切チェックしておりませんので、ご注意ください。」
 
と、堂々と言えるのか、運営サイド!
 
私以外にも憤慨している人は大勢いますが、
敢えて今一度、モノ申したい。
 
多額の税金を使って、
一体何をやっておるのだ!


Yahoo!ブログ時代から、何度も何度もくどいようですが、
日本全国津々浦々のトンデモ芸術祭運営サイドの方々。
 
どうせやるなら「玄人」でありなさいよ。
「素人」のままなら、最初からやるな!
私のような「ど素人」に吼えられるようじゃ、先はありませんぜ。


特に、札幌国際生首博覧会、いや、札幌国際芸術祭(SIAF)よ。
今回の愛知は、札幌よりも大ごとになっておりますぞ。
明日は我が身。
しっかり反面教師にして、「芸術」を一から学び直しなさい。
 
もし学ぶどころか、倫理感すらもどこかに置いてきたならば、
今後「芸術」と名打つイベントは、一切止めちまいなさい。
 
運営サイドも、叩かれてばかりの余計な仕事がなくなり、
市民も税金という負担がなくなりますから、
お互い、良いことづくめでしょ。

 

住民税が一番高いですからね。
 
いち札幌市民からの、切実なる願いです。
 
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