現在、我家のワゴンRは車検中でドック入り。
車検業者さんから代車を借りておりますが、この代車もワゴンR。
業者さん、粋なことをしてくれます♪
この代車のワゴンR、私が乗った時にはまだ総走行距離48キロの新車。
後ろのシートにもビニールがかかってましたし、新車独特の臭いも。
わぁお♪
台車で借りてる期間、大事に乗らんとなぁ。
で、業者さんからこの代車のワゴンRで自宅に帰ろうとしたとき。
エンジンをかけようと、左足でペダルを踏んだら、「ギイッ」。
・・・ん?
あ、これ、サイドブレーキ?
そうか、これAT車だった!
それを踏み込まないと、エンジンがかからない造りになっていたのですが、
その感覚で踏み込んだら、この代車ではサイドブレーキでした。
こりゃあ、いかん。
減速どころかタイヤがロックし、最悪の場合、制御不能に陥ります。
いかんいかん。
この代車の間は、マニュアルの感覚を忘れなければ・・・
ブレーキペダルを踏み込んでエンジンをかけ、さて、シフトレバーは・・・
フロントパネルの横!?
体の横じゃあないの!?
まぁ、AT車ですから、ギヤさえ入れば、レバーはどこにあっても同じなんでしょうけど。
シフトレバーをドライブに入れ、ブレーキを離すと、そろそろと動き出し・・・
恐ぇ~。
左足のクラッチ操作なしに、右足だけで動き出す、ゴーカート感覚。
アクセルを踏み込んでも、エンジンの回転数だけが上がって加速度がありません。
まぁ、AT車ですから。
いつも速度を出す方ではないですが、いつもよりもっとゆっくりと車を走らせ、
自宅近くの交差点を右折する時に、今度は左手が「スカッ」と宙を舞います。
そうだった、シフトレバーが無いんだった・・・
マニュアルの癖が、ここでも・・・
左足でクラッチを踏み込み、左手でギヤを低速に変える動作が身に沁みついているので、
減速・右左折の動作の時、AT車だと左手足が遊んでしまうのです。
マニュアル車は両手両足を使って車を運転するので、
AT車の右手足だけでの運転が、非常に心許ないです。
恐ぇ~!
しかし、両手足を使ってこそ、運転している「実感」ってものがあります。
何でもかんでも機械任せにして、横着と慣れで運転するよりも、
最低限、人間がやらなきゃならないオペレーションってものも
あるのではないでしょうか。
我家のワゴンR、早く帰ってこーい!
全自動は、洗濯機だけで良いですよ。(笑)