あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

ソフトバンクの雑誌って・・・

今更ながら、ふと気が付きました。


これは私の邪推の可能性は大ですが。
何かソフトバンクの内部で、揉め事が起きてませんか?


携帯電話の事業の方は知りませんよ。
出版の方が、どうもゴタついている感じがするのです。


私の定期購読していた雑誌が、ここ3~4ヶ月で軒並み休刊。
その全てが、全部ソフトバンク、または元ソフトバンク


「こんな本読んじゃって、まぁ」と思われるかも知れませんが(笑)、
まず「ネトラン」。


元々「ネットランナー」と言う誌名で、ヘビーなパソコンの使い方や
グレーゾーンぎりぎりの記事など、にわか「なんちゃってハッカー」を
大量生産したと一部では言われていた、ある意味「濃い」パソコン雑誌でした。


これも元々はソフトバンク出版で、何があったかは知らないですが、
にゅーあきば」に版元が変わり、誌名も「ネトラン」へ。
その後、広告収入の無さから休刊へとなったとの事が最終号に書かれており、
前号までの裏表紙で「広告主募集」が、最終号で「あきらめた。」と書かれて、
ある意味「この状況ですらもネタにする気概があったんだなぁ。」などと思ってましたが。


そしてもう一つ、パソコン誌「PC Japan」。
この本は内容もかなり深く、話題のソフトからパーツ、テクノロジーの最新情報など、
中級者向けの、いわゆる「正統派」パソコン誌でした。
これもつい先月「時代に対しての役目を終えた」との挨拶文で、いきなりの最終号。


この2誌、以前は版元のソフトバンクで直接定期購読が出来ていたのですが、1年半程前から
別の雑誌通販サイトに定期購読を委託するようになりました。


そして、先日の記事にも書いた「デジタルフォト」。
連動している写真サイト「creative people」内でも今は特に休刊の理由は語られず、
ユーザー・読者はただ唖然、茫然自失。
その「creative people」の画面下を見てふと気付きました。
・・・ソフトバンク クリエイティブ
そっか、この写真誌、ソフトバンクだったんだ・・・


そこで、全てが繋がりました。


全部ソフトバンク!?


何か出版絡みの、何か内部的なゴタゴタがあったんじゃないでしょうか?
利権か派閥の争いかは知りませんけどね。
本当に出版から手を引こうとしているのか、採算の取れていない雑誌から順次
リストラをして行こうとしているのか。
しかし、本当に販売部数が落ちているとは考えにくいです。
どこかで見ましたが「デジタルフォト」誌に至っては、写真誌の中で第二位の出版部数なんですし。
どう見ても「企業存続の為の弱小誌のパージ」とは、違う匂いがします。


思うに、その出版に対するトップの考え方と、編集部サイドで何か大モメしたんじゃないかと。
で、結局トップが権力を行使して、編集誌は軒並み打ち切り休刊、編集長や責任者は更迭された、
と私には思えます。


もしかして「ネトラン」がソフトバンクを飛び出して「にゅーあきば」を立ち上げたのも、
このゴタゴタの前哨戦、又は「沈む船から逃げたネズミ」と見れば、全てが繋がります。
そして逃げた「ネトラン」を潰す為に圧力をかけ、「にゅーあきば」を業界から干し、
スポンサーを付かなくさせたとか。
・・・これはまぁ、私の邪推に過ぎませんが。


そんなやり方に反旗を翻した誰か、又はそれに賛同した誰かがいたのかは判りませんが、
何かいやらしい「大人の事情」があったように思えてなりません。


「デジタルフォト」誌に至っては、各カメラメーカー、レンズメーカー他サードパーティーまで
広告が実に多数な上、使用レポート記事までありましたし、「ネトラン」のように
広告収入がなくて続かない、と言う事は絶対無い筈なんです。


各誌、各スポンサー・メーカー宛のコメントや挨拶文も用意してそうな雰囲気だったので、
一度何かどこかから真実が洩れれば、ソフトバンクはひっくり返るかもしれません。


昔、角川のコミック部門の半分が、新規設立のメディアワークスに流れた事件もありましたね。


人気誌は、どこか他所の版元が権利を買い取ったらどうなんでしょうね?
それとも、いきなり権利を売られてしまって、版元が変わるのを嫌がっての休刊劇?


邪推は尽きません・・・


あくまでこの記事は全て私の憶測の域を出ませんが、
「当たらずとも遠からず」的な部分はあると思います。


何にせよ。
メーカー・スポンサーが被害を被り、読者・ユーザーが落胆するような本作りは
しないで頂きたいものです。