ふと思い出したので、書いてみます。
今からもう10年近く前ですかね。
道東のK市に住んでいた時の事です。
いつも行きつけの本屋にて、コンピュータ雑誌やら専門書やら、
又は漫画や小説を探していた時の事。
少し離れた所で、何やら店員さんと話している初老の男性の姿。
その男性の顔には、見憶えがありました。
「・・・あれ?」
頭髪が少し薄くはなっていましたが、小学校の頃の担任の先生では?
もし先生本人だとしたら、実に14年振り。
お互い、昔はA市に住んでいましたが、同じ管内ですから異動は充分ありえますし、
偶然会う確立もゼロではありません。
先生は小学校当時の私しか記憶にないでしょうから、一見して私とは判らないかも知れません。
そこで、かつての恩師と思しき男性に、店員さんと話し終えた頃を見て声をかけようとしたその時。
その男性は、徐にエロ雑誌を物色し始めました・・・
私が小学校の頃、先生は既に50代でしたから、もうとっくに還暦は過ぎている筈。
・・・元気なんだなぁ、色んな意味で。(爆)
流石にこの状況では声をかける事が出来ず、その男性の後ろを見て見ぬ振りして通り過ぎ、
ちょっと時間を置いてみようと、待つ事にしました。
・・・数分くらいじゃ、何も変わりません。(笑)
じっくりとエロ本を読み耽るんぢゃねいよ・・・(苦笑)
ただ本棚の影で市原悦子のように待っていても仕方がないので、私も本屋内を一巡りすると、
先生らしきその男性の姿は、もうありませんでした。
声をかけるタイミングを逸し、真っ当な再会を果たせぬまま、あれから10年・・・
先生、今もお元気なのでしょうか?
余談ですが。
個人を特定されないと思うので、書いてしまいますが、
その担任の先生の苗字は、よくある「橋本」と言います。
最初ボカす意味で、イニシャルで「H先生」と書いていましたが、
どうも「Hな先生」になりそうなので書き直すと・・・「H本」先生?
ネタと連動していると言うか、名は体を表すと言うか。(笑)
文章の流れから、書き直すのに苦労しました。(爆)