吹く風が明らかに柔らかくなり、雪解けも進む今日この頃。
桜の花の便りが届く、そんな季節。
春は、別れの季節でもあります。
この春、私にも大きな別れが訪れました。
･･･12年近く乗って来た愛車が、とうとうお役御免になりまして。
つい先々月、車検が通ったばかりだったのに･･･
バッテリーも、新品に交換したばかりだったのに･･･
車を停めたり、暖房で外気取入の時に、「どうも燃料臭いな」と思って
整備工場に持ち込んでみたら、
「噴射ポンプから燃料漏れして、かなり危険な状態」
との事。
道理で燃料の減りが早いと思ったらああああぁぁぁぁぁっ！（泣）
「冬の寒さで辛うじて何とか走れますが、夏なら発火しかねないので即入院です」
「リビルド品を取り寄せて安く上げても、修理に最低１８万はかかります」
うわああぁぁぁぁ･･･
２～３万ならいざ知らず、中古車一台買える金額ぢゃん。
車検は何とか通っていたものの、あちこちにもガタが来ていて、
今後度重なる修理費用や税金、保険等モロモロを考えると、
車を入れ替えた方がはるかに経済的なのは確かです。
問題は「思ひ出」。
この車であちこち行ったし。
カミさんと出会った当時、辛い話や楽しい話も色々とこの車の中で語り明かしたし。
長年苦楽を共にして来た車だけに、思い入れも一入でして。
修理の金額だけでなく、「思ひ出」を手放してしまうのが辛いのです。
とは言え、走っている時に本当に火を噴いても大変ですし、
家計にも直結する事なので、ここは一つググッと涙をこらえ、
入れ替えを決意しました。
平成4年生まれ、22歳のトヨタ カムリさん。
平成14年9月に私の所に来てから約12年。
総走行距離、26万6685キロ。
本当に良く走ってくれました。
ありがとう。
業者さんに引き取られて行く、この車の後姿を見て。
ホントに泣きました。（恥）
で。
別れがあれば、出会いもあります。
車の入替が決定してから、カミさんが頑張って新しい車を探してくれまして。
そこで白羽の矢が立ったのが、スズキのワゴンR。
平成19年式で、何とマニュアル車です♪
この年式で、まだマニュアル車があったのが驚き。
業者さんと交渉を開始してから、22時間で購入を決定しまして。
見つけて４日で納車。早っ！（笑）
マニュアル車なので燃費も良く、軽なのに居住性も良し♪
何よりこの色が良くって、私よりもカミさんが大絶賛。
これからよろしく、ワゴンR♪
１０年は乗るぞ！
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