行って来ました、大丸札幌店。
普段は駅前近辺のデパートなんて行かないですから、
非現実に没入して来ました。
会場に入って早々、前回の記事にも載せちゃいました、
「LIFE」誌の表紙にもなったヘプバーンの写真がお出迎え。
でも、単に綺麗な人なら、世の中に沢山いますが、
彼女が何か「別格」な感じがするのは何故でしょうか。
単に「綺麗」なだけでなく、
「清楚」「エレガント」、そして「知的」と「謙虚さ」、
時には「お茶目」も。
だからでしょうか。
解説にも書かれていましたが、冒頭の写真で
素足を出している姿でも、いやらしさを感じないんですね。
彼女自身、長身であったり、胸が小さかったり、歯並びが悪かったりと
劣等感の塊だったそうですが、その分、人一倍努力をする人でもあり、
誰もが感心するほどの役作りへの没頭、プロ意識が強い人でもありました。
マーク・ショー、ボブ・ウィロビー等、
当時のカメラマンの腕もありますが、
彼女の「人となり」が、写真からも見て取れます。
綺麗な彼女の写真てんこ盛りで観て来ましたが、
個人的に一枚、もの凄く気になる写真がありまして。
スタジオ裏手の大扉が開けられ、スタジオの中は明るいながらも誰もおらず、
撮影時のイメージをしているのか、大扉の傍に腕を組み、
足を交差させながら佇んでいるヘプバーンの後姿と、延びる影。
その後姿が、すっごく語っているんです。
「よくこんな写真が撮れたな」と。
会場出口を出ると再入場できないので、
この写真を見直すために、何回も後戻りしましたよ。(本当)
もう、語りつくせないので、直接会場に観に行って下さい。(笑)
150点もの写真が大判で飾られているので、
観るのも一苦労ですが、一見の価値ありです。
入場者も年齢問わず、7割方が女性な気がしました。
ヘプバーンは天性のファッションセンスの持ち主でもあったので、
女性なら、ものすごく感化されるでしょう。
会場を出たところにグッズ販売コーナーがありまして、
ポストカード、クリアファイル、カレンダー・・・
会場を出て来た人たちは、何かしらグッズを買っていましたね。
「今回の内容の写真集なら欲しいよな」
なんて思っていたら、写真集も平積みされていました。
商売上手よねぇ~。(笑)
思わずサンプルを手に取り、中を見てみましたが、
今回の写真展で展示されていない未公開カットも収録、
お値段はなんと、2,200円ナリ。(税別)
・・・一度手に取った写真集のサンプルをそっと元に戻して、
今回の展示の数々を記憶に刻んで、帰って来ました。(笑)
19日までです。
お見逃し無く!
追記:
豆皿もありました。
「使うも良し、飾るも良し」と書かれてましたが、
やっぱりこれに醤油は垂らせないよなぁ・・・