「創造する人々」の消滅･･･

唐突ですが。

私のフォトライフの要であった「クリエイティブピープルフォト」。
上記サイトの消滅が決定致しました。

先日12/1、いつものようにトップページに行ってみると、
「サービス終了のお知らせ」

･･･いきなりです。
何もかもいきなりです。

正直な所、ガックリ来ました。


このサイトは他の写真サイトと違い、SNSとしての使い勝手は秀逸でした。
あるメンバーの方が言っていましたが、使い勝手も然る事ながら、
「変に賞にこだわらず、『良い物は良い』『ダメな物はダメ』」
「その当たりのスッキリさと言うか、気さく・気軽に観たり参加出来るのが良かった」

確かにその通りでした。
サムネイルで目を引く物は、やはり作品としても秀逸で、
良い意味でガツガツせず、素直に受け入れられて反映されると言う感じ。
私も去年の10/31にトップページの「DairyPics」に取り上げられた事もあります。



私が本格的に写真を始めてからの勉強と交流の場であり、
このサイトで発表して、連動していた写真誌「デジタルフォト」に
いつか掲載されるのが目標でした。

そんな折、そのデジタルフォト誌の休刊。
以前に記事にも書きましたが、あれからもう１年半以上経つんだ･･･


サイトは続行されていましたが、そんなサイトを盛り上げようと、
メンバー「とまるおさむ」さんが音頭を取り、有志メンバーで始めた写真展
「創造する人々」を開催。
私も参加し、川崎で行われた第一回、第三回には、北海道くんだりから
文字通り「飛んだ」事もあります。

サイト内や、写真展で生まれたコミュニケーション。
互いに切磋琢磨して得られた知識や経験の交換。
自分の賞や活動の履歴。
そして、思い出。

これらも全て、来年３月３０日に消滅してしまいます。


現在メンバーは、メインの活動先をどうするかと、慌しく動き始めています。
あちこちに離散してしまうメンバー同士のリンクをどうするか。
私も他に、GANREF、カメラピープル、PHOTOHITOにアカウントを持っていますが、
全てのメンバーが、同じサイトを利用しているとは限りません。

メンバー同士の繋がり。
サイトの消失と共に消えてしまうような、儚げな繋がりだからこそ、
それを大切にしたいのです。


運営していたソフトバンクにしてみれば、
「無料で使わせていたサイトなんだから、文句言うな」
って言い分なんでしょうけど。
でも、運営事務局から何かメール一通くらい送ってくれても良さそうなモンですが。

「白戸家」とか、人と人とのコミュニケーションの要を提供しているソフトバンクが、
結構そんな所を蔑ろにしていると言うのも、少し変な気もします。
「不採算部門は排除」
これが企業としての鉄則なんでしょうね。


メンバーの一人が書き込んでいた言葉の引用ですが、
「自分をアピールする場や方法を考え直す時なのかも知れません」

この記事をご覧になった方で、どこか良さそうなサイトやサービスをご存知でしたら、
是非ともご一報下さい。