全道の役所や道の駅、図書館や北洋銀行で無料で配られている
「Scene北海道」と言う、写真小冊子があります。
6月にその紙面にて企画された撮影会「Scene北海道 in 藻岩山」がありまして、
私もその撮影会に参加しておりました。
講師の岸本日出雄先生のレクチャーを受けて、その後は各自自由に撮り歩き、
その後に発表・品評会というスケジュールでしたが、実に充実した一日でした。
で、その会場で、撮影会に参加した人にだけ配られた紙には・・・
「『私が見つけた藻岩山の魅力』フォトコンテスト募集のお知らせ」
撮影会に参加している人しか知らない、非公募のコンテストですが、
ここまで来たからにゃ、参加しないと勿体無いでしょう♪
と言う事で、撮影会終了後も何か良い被写体はないかと、
当日は夜8時まで頑張って撮り歩きました。
500枚は撮ったでしょうか。(多すぎ!)
その中から選りすぐって応募した所・・・
優秀賞に入りました~♪
Scene北海道 Vol.3 2013秋号に、
本名で載っております♪
紙面でもたった4枚しか載らない中の1枚に入ったので、
小躍りしてしまいました。(笑)
最近、フォトコンに応募しても外れてた事が多かったので、
ちょっと嬉しかったですよ。
今回のフォトコンの作品選考もされた岸本先生は、
私も入選した「第59回 写真道展」で特別審査員をされていたので、
何だかご縁があるなぁと、喜びも一入。
で、引っ張ってしまいましたが、私の今回の入選作はこちら。
「落日」
実はこれ、撮る時に色々算段もありまして。
今回の撮影会も含め、私よりも腕と経験が上の人はゴマンといます。
藻岩山なら「札幌の夜景」とか、ポピュラーな被写体を選んでしまうと、
撮った写真の出来上がりは、腕の良い人には到底敵いません。
また、この日は日曜日。
夜景を撮る場合、オフィスビルが平日のように煌めいてはいないので、
賑やかさに欠けてしまうのです。
かと言って、平日に夜景を撮る為に、藻岩山くんだりまで出て来られませんし。
それならばいっそ、別の被写体で挑戦してみようかと。
幸いにも藻岩山頂上には、観音様が祀られている「奥の院」がありまして、
テーマに沿って、
「藻岩山頂上は展望台だけでなく、趣もあるのだよ♪」
と言う事を表現してみました。
その「奥の院」を撮る時も、ちょっと考えましてね。
夕焼け空が白飛びし過ぎないように露出を注意し、奥の院はシルエットになっても
屋根の照り返しと造形美が出れば良し。
夕日と空と、樹と建物をバランス良く入れるなら、立ち位置からは
「縦構図」で撮った方が良さそうかな、と。
屋根の照り返しも、ノイズを消しつつメリハリを付ける等、
撮った後の現像も、PhotoShop LightLoom を使ってこだわりました。
最近ようやく、少しだけ踏みこんだ考えを持って撮れるようになって来たかなと思います。
でもまだまだこれから。
頑張るぞ~!
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