以前、職場の社長に、プリンタの増設を上申した事がありました。
日常業務で印刷される受発注伝票の枚数が尋常じゃないので、
何かプリンタのトラブルが起きた場合、完全に業務が止まってしまう事と、
人によっては事務所の端から端まで歩いて取りに行かなければならないので
そのリスクとタスクの分散を図る目的だったのですが・・・
「歩いて取りに行けば良いじゃないか」と言う事で、プリンタ増設はあっさり却下されました。
なので、私はギックリをやった腰でも、疲れてヘロヘロでも、
足を引きずって事務所の端から端まで、印刷した書類を取りに毎日歩いているのですが。
その一方で。
社長は、2階にある関連会社の給湯室にあるコーヒーメーカーで煎れたコーヒーを毎日飲み、
都度2階に行くのが面倒臭いからか、「1階にも導入しよう」と言い出しました。
ホント、何かイカれちゃいませんか?
消費税増税で業界の冷え込み必至、今年は赤字確実になりそうと言う時に、
年度の頭から何を無駄遣いしてるんでしょう?
・・・社長、あなた私に、「歩けば良いぢゃん」と言ったじゃないですか。
しかも「仕事で使う物」を却下したのですよ。
その一方で「自分は歩きたくないから」と、「仕事に関係ない物」を導入するのです。
私も言いたいですよ。
「今まで通り、2階まで歩けば良いぢゃん」
「歩くの嫌なら、コーヒーなんてインスタントで良いぢゃん」
倹約したって、別の物に変わってしまうのなら意味がありません。
経費削減が聞いて呆れます。
生活に困らない、ブルジョワ階級の人間の考える事は解りません。
こう言う人には、本当に食うに困り、電気の基本料金を5アンペアまで落とすような
極貧生活を一度経験して貰いたいですね。
私は誇りある貧乏人だ!