あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

いーかげんくどいですが、札幌国際芸術祭に物申す!

はい、またまたやってまいりました。
まだ開催もされていない、札幌国際芸術祭2014の酷評タイム♪

観光業界では、芸術祭は話の端にも登っていないとか。
そりゃそうですよ。
時期的に悪すぎます。
絵画を観るよりサッカー観るし、彫刻観るよりビアガーデン。
今の札幌で開催するには、余りにも他のイベントが多すぎます。
世間の興味の本質がまるで違うのに、上田市長の独りよがりで
札幌の中心でアートを叫んだって、誰も振り向きやしませんて。


過去に3回ネタにしましたが、どうも自分自身、しっくり来ない部分がありまして。
まだ開催されていないイベントに、なぜここまで執拗に酷評するのかと、
私自身が妙な苛立ちに急かされているようでして、色々原因を考えてみました。


結論から言えば、ただ興行成績しか考えてないような上田市長の言葉に
イラッと来るんですよ。

自分自身で違和感を感じていた部分を修正しながら書きますが。
「アート」ではなく、「芸術」と置き換えて考えてみます。
ここから先は、例によって私の偏見ですが、ご容赦を~。<(__)>


さて。

本来「芸術」とは、芸術家が本気で創り上げたもの。
芸術家達が、己が感性を磨いて、長年かかって基礎から積み上げて来たものです。
そうして完成された作品を鑑賞するには、観る側もそれだけの気力が必要です。

これは私、過去に市民ギャラリーで開催されていた「全道展」を観に行って、
しみじみ感じ入って来ました。
作品一つ一つのエネルギーが凄いんです。
その作品が何を言わんとしているのか、それを読み解いてみたくて、
かなりガッチリ見入ったら、結構疲れましてね。
でも非常に充実した時間でしたよ。

絵画や彫刻、オブジェ。
多彩な作品達から漏れ出づる、創造者のエネルギー。
その迫力に圧倒されました。


私も写真を志し、プロには到底敵いませんが
芸術と呼ばれる分野の隅っこに立っていたい人間です。

他にも、声楽の世界で頑張っている姉。
全道・全国の書道の公募展に参加、実績のある母。
家族や友人に大いに感化され、「芸術たるは何ぞや」と言う部分を
一番間近で観ていたからこそ、一つの作品を創り上げるときの
「産みの苦しみ」を垣間見ました。


芸術家は、常に挑戦しているんです。
自分自身を追っているんです。

だからこそ。

「合言葉は『アートしてる?』」などと、市長に軽々しく言われたくは無いのです。
この「アートしてる?」の言葉が、芸術家が魂込めて創った作品を、
市長が安直にラッピングしてカップ麺感覚で大安売りしているような感じが否めなくて、
ずっと違和感を覚えてました。


市長!
あなたは本業そっちのけで、あちこち出張ってビラ配りして、
身内にまるでノルマを課すようなマネをしてまで前売券をサバこうとしていますが、
それ以前にあなた、本当に芸術を理解しようとしていますか?

何かにつけて、軽々しく「アート、アート」と言いまくって。
芸術はそんなに簡単なものじゃあないっ!
ジミー大西ラクガキじゃあねぇんだ!

しこたま税金ばら撒いて。
これで来年、住民税が上がったら承知せんぞ!

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↑札幌市民にはお馴染み。
大通公園3丁目にある、本郷新氏作「泉の像」。

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