あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

札幌国際芸術祭、背水の陣

いーかげんしつこすぎますが。
大丈夫でしょうか、札幌国際芸術祭。
いや、大丈夫じゃなさそうです。
今日の新聞の記事を見て、また書きたくなりました。

「認知度不足で前売りの売り上げが伸び悩んでいる」
「市民、関心低い?」

なんて書かれてましたが、いくらアートだアートだ叫んだって、
そもそもアートに興味を持っている「アート人口」を把握して企画したんでしょうか?
市民がどう言うアートに興味があるか、リサーチすらしていないんじゃないでしょうか。

どう言う物がアートかって言ったって、人によって千差万別でしょう。
大括りにアートと叫んだって、皆「どういうモノがアートなの?」な状態なんですから。
特に現代アートなんて、難解なモノが多いんです。
その道に通ずる人々以外に、前売券が売れる訳がありません。


前売券目標2万枚って言ったって、かけたお金から単純に逆算して、
あらぬ狸の皮算用ってトコロでしょうね。
開催一ヶ月前で、ようやく4千枚ですって。
目標の20パーセント?しょぼっ!


会場だって、大通りや地下歩行空間等、人の良く集まるところならいざ知らず、
あちこちに飛び火したような会場配置で、余計に人が来ないんじゃないですか?
会場までの交通費はどれだけかかるのか。
芸術の森のように、車じゃないと行けない場所なのか。
それだって観覧意欲を左右する、重要なファクターだと思いますよ。


市長御自ら、
「是非観に来てください」「楽しみにしてください」
なんて言いながらチラシをばら撒いたって、税金と物価が高騰するこの大変な世の中、
近所のおばちゃんを始め庶民は、アートよりスーパーの安売りの方が重要なんです。
物事の優先度が全く違うんですよ。

前にも書きましたが、こう言ったアートで何かやるのなら、
いきなり高いハードルをぶち上げるより、娯楽たり得る、いわゆる「取っ付き易い」アートか、
観る側のレベルをベースアップするか、そのどちらかしか無いと思います。
単にテコ入れしたって、最初から興味のないものに人は振り向きません。


しかも市長。
「来てもらえれば必ず何か得られる。いいものだと解ってもらえる。」
なんて強調している反面、市の役職つき職員に前売券を一人二枚程度買うように
要請してるって話じゃないですか。
「ノルマを課されている」と、前売券よりも、大不評を買ってますよ。

最初から身内ですら振り向かないものに、一般市民が振り向くとお思いですか?
「身内から興味を持たないと」なんて言ってノルマを課す前に、
自分の財産投げ売って前売券買って、自ら手売りしてごらんなさいよ。
自分は吠えてるだけで、嫌がる身内をアテになんかしないで。
任期3期目の集大成?
醜態性の間違いでしょう。


横路知事時代に、道が主催して巨額の赤字を出した
「世界・食の祭典」の二の舞になるのでは、と新聞に書かれていましたが、
私はほぼ間違いなく現実になると思います。
ここまで失敗見え見えのスタートで、大成功まで挽回出来る訳がありません。

市長に、もう一言モノ申したい。
高い税金を取っておいて、
一体何をしているんだ!


イメージ 1

↑こう言うのだって、アートでしょ?


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