あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

撮影の「経験値」

今回はちょっと私、語ります。

私もかれこれ7~8年コンデジ時代から含めたら13年ほど
カメラ・写真と言うものと歩んでおりますが。
まぁ、撮影の基本や現像・編集等のテクニックは、私の過去の記事や
他の皆様のブログ等にお任せするとして。

「撮った写真が、何だかパッとしない」
「もう少しアーティスティックにしたい」
「単なる記念写真じゃなく、作品創りをしたい」
「初心者から、一歩ステップアップしたい」
「写真が趣味と言えるくらいになりたい」

今回は、そんな写真の精神的なステップアップの一助になる(かも知れない)項目を
いくつか挙げたいと思います。


①「自分に才能があるかも」と、勘違いしてみる

・・・勘違いなんだ。(笑)

のっけから「勘違い」とだけ書いたら御幣がありますが、まずは「才能があるかも」と
自分で自分を前向きに信じてみないことには、全てが進みません。

本当に才能があるかどうかは、作品に光を当てて(フォトコン等に出して)みて、
後に、プロの目が判断してくれます。

まずは、踏み出してみることです。



②沢山失敗してみる

誰だって、最初は初心者です。
写真撮影のカメラ設定のイロハが、ようやくぼんやりと判りかかってきた頃に、
最初からプロのように、全てが上手く行くハズがありません。
「こうするとこんなになってしまうのか」と、沢山の失敗を重ねて、
失敗から学んでいくのです。

もし逆に上手く行けば儲けもので、その設定やシチュエーション、構図を覚えて
次回の撮影に繋げましょう。



③沢山の作品を観る

あちこちで開催されている写真展や個展を、沢山観て歩きましょう。
私は写真を本格的に始めたとき、ジャンルは特定せず、とにかく貪るように、
写真展を毎週必ず観に行っていました。
一日で三か所以上の写真展をハシゴしたこともあります。

グループ展、写真家個人の個展、協会が後援しているフォトコンテスト等々、
自分を高めるには、とにかく自分より明らかに腕が上の人の作品を観まくる事です。
観るだけでも、大いに経験になります。

そのうち、作品の中にあるヒントや、垣間見られるテクニックや心情も
見えて来るようになります。



④真似てみる

「これは!」と思う作品に出会って、背筋がゾッとするほどの感銘を受けたことがありますか?
もしそんな作品を一つでも知っているなら、その作品は、今のあなたの目標です。
その目標を自らの「形」にすべく、真似て、挑戦して、失敗し、それでも何とかイメージに近いものが
出来たなら、そこでそれは、あなたの作品になります。

単なる真似と侮るなかれ。
完全な模倣ではなく、オリジナルに近づこうと試行錯誤して、自分なりに模索して完成した作品は、
それはもうあなたのオリジナルなのです。

私も経験があります。
フジのフォトサロンで、山崎一先生の作品「蒼水」を観たときの衝撃たるや、今でも忘れません。
微かに枯木の影が見える、真っ白な朝靄の中の「青い池」のブルーが鮮烈で、
なんと幻想的だったことか。

作品に魅せられて、実際に自分も美瑛まで走り、朝靄の中で撮った「青い池」が
「こんな感じで撮れたんですけど、どーでしょ?」と、Creative Photo (現在終了)の
SNSにアップしたら、閲覧数がうなぎ上り、Dairy Picsにも取り上げられたことがあります。

イメージ 1



⑤情熱

「ついでに撮る」のと、「撮りたくて撮る」のでは、写真の出来上がりがまるで違います。

瞬間的に「今、これを撮りたい」と集中力が閃いた時に撮った写真は、
時に「何かを語る」ものになります。
過去に写真道展に入選したこの2枚は、そんな一例です。

イメージ 2

イメージ 3

2枚とも、撮影したときには隣にカミさんがいましたが、
「目の輝きと表情が、明らかにいつもと違ってた」
と言っていました。

撮るときの情熱は、写真に表れます。



⑥感性は自分で磨く

テクニックはレクチャーを受けることができても、感性は自分で磨かなければなりません。
では、その磨く目安はどこから持ってくるか。
良い作品を観る「機会」が無いことには、「目」も、「感性」も磨かれません。

③を繰り返してみるも良し、写真集や写真雑誌を読むのも良いでしょう。
大事なのは、「感動を繰り返すこと」です。

自分の好きな、または得意なジャンル以外でも、思わぬヒントが隠れていることもあります。
とにかく、世に出ている多様な感性を、選り好みせずに一度受け入れてみましょう。



これらの文章が、あなたの心のステップアップの一助となりますように♪



・・・な~んちって、エラそうに書いてしまいました。(笑)

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