さぁさぁ、またまたしつこくやってまいりました、
札幌国際芸術祭酷評タイム♪
もう何度目になるでしょうか。
自分でも数えておりません。
新聞記事を見る度に、どうもツッコミ所が満載で、
書かずにいられなくなるんですね。
いよいよ明日から開催だそうですが、どうなることやら。
実行委員会は、
「絵画や彫刻を鑑賞するだけがアートじゃない！」
とか言っているようですが、じゃあ、何が芸術なのと。
･･･携帯電話を石器と交換ですって。
はぁ？
携帯電話を石器に持ち替え、北大や大通公園周辺を散策することが
芸術なんですって。
何それ？
何だか、寺山修司の「書を捨てよ、町へ出よう」みたいですが･･･
ですがしかし、わざわざ石に持ち替えなくたって、
携帯電話を家に置いて街に出れば良いだけの話では？
それを、何が悲しゅうてわざわざ石に持ち替えて街に出なければならないのか。
「普段、肌身離さず持っている携帯電話を手放すことで、札幌の昔の姿を想像しながら
非日常的空間を体験してもらう」
･･･ですって。
どこが芸術？
そんなことで非日常的空間を体験できるなら、誰も苦労はしませんよ。
私なんて非日常を感じたくて、晩酌しちゃうんですから。（笑）
また、地下歩行空間で開催される「ブラインド・ブック・マーケット」では、
本一冊を持って行けば、カバーに包まれた別の本一冊と交換できるとか。
「偶然の出会いを創り出す趣向」なんだそうで。
･･･単なる物々交換じゃないですか。
繰り返しますが。
どこが芸術なんです？
物々交換を芸術と言うのなら、買い物と言う等価交換をした日には、
嗚咽を洩らして涙しながら身を震わせて感激せにゃならんでしょう。
「ニンジン一本、買うことが出来た･･･」と、レジに膝間付いて。（笑）
･･･例えが変ですかそうですか。（爆）
実行委員会は、
「考えたり工夫することこそがアート。楽しんでほしい」
とアナウンスしています。
･･･どうお思いになります？皆さん。
石持ったり、物々交換を芸術と捉えることができますか？
これが楽しめますか？
上田市長をはじめとする企画制作サイドは、一切合財を「アート、アート」と乱呼するだけで、
「芸術」が何たるかの定義を何もしてはいません。
何かズレてませんか？
じゃあ、芸術の定義をおざなりにしたままの「国際芸術祭」とは
そもそもどんなイベントなのかと言うと。
新聞に書かれておりましたが。
「美術展示」「舞台」「体験企画」の三本柱なんですって。
･･･初めて聞いた！（爆）
そんな大事なこと、こんなギリギリで新聞記事に書かないで、
パンフレットに最初から謳っておきなさいよ！
ンなことやってるから、何でもかんでもごちゃ混ぜにした祭みたいに勘違いされて、
「良く解らない」と、皆からそっぽ向かれるんですよ。
しかしまぁ、旗振りしている上田市長も、良い噂を聞かないですね。
ここからは某道民雑誌からの情報ですが。
先日の国外逃亡･･･もとい、国外視察に、
市長のみビジネスクラスで８０ウン万円ですって。
同行した他の役員は、みんな遠慮してエコノミークラス。
市長一人で、３人分の飛行機代。
他にも同行した方々含め、総額で５００万程度の税金が消えたようです。
今回の視察旅行が、本当に市政に生かされるのでしょうか？
任期の最後に、単に税金使って良い思いをしたかっただけなんじゃないですか？
そして、売れ行きが伸び悩んでいる国際芸術祭のチケットのノルマ。
「強制じゃないからノルマじゃない」
とか言っているようですが、結局は、各部署の厚生会がカネを出さざるを得ないことを
知っていての依頼だったようです。
しかも、少なからず肩書きが付いている人達が「任意で」買ったにせよ、
一人頭２～３枚買えば、一万枚くらいは届きそうな数字なんだそうで。
このノルマ話も、新聞沙汰になる前に、市の行政内部から雑誌社に
「市長の横暴を止めてくれ」
との投書があったのがキッカケ。
そのうち、
「来場者が少なすぎるから、会場に足を運べ」
と、市の職員に「サクラ」を要請するのではないか、
とも書かれていました。
･･･いかにもやりそうですよね。
ここまで知ってしまうと、
「見て体験して楽しんで」
なんて言われても、素直に楽しめなさそうなんですが･･･
皆さん、それでも国際芸術祭を観に行きたいと思いますか？
何かのついでなら行くでしょうけど。
･･･私はカミさんと、札幌シティ･ジャズに行って来ます。（笑）
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