繰り返しますが、しぶとく燻っております、札幌国際芸術祭。
ある意味、ここまで私の対抗心を煽るイベントもあったでしょうか。(苦笑)
「もういい加減にしろ」との声も聞こえてきそうですが。
新聞に取り上げられていた以上、私の感性が許しません。(笑)
と言う訳で、札幌国際芸術祭の残り香、
酷評タイムと参りましょう。
いえね、私も「酷評」とまでは行きたくは無いのです。
ですが、良くも悪くも「前衛」、理解の範疇を超えているものに
大量の税金を投入されて、負担を強いられている一市民としては、
これ以上の家計の負担を看過するわけには行かないと思い、
どうしても声が大きくなってしまうんですね。
私の発言が、大きく何かを変えられるわけでは無いですが、
何も言わずして、お上に勝手に決められた全てを甘受するのも癪だ、
と言う考えもありましてね。
さて、今回のお題。
都心に現れた巨岩作品「一石を投じる」。
・・・作品と謳われておりましたが。
これ、「作品」ですかね?
山奥の峡谷で見つけた巨岩を、重機で持って来ただけじゃないですか。
インパクトはありましたけどね。
でっかい石、み~つけた!
はい作品♪
んなわけあるかい。(笑)
不謹慎ですが、先日の御嶽山噴火じゃあ、
これくらいの巨岩が当たり前のように空を舞ったんでしょう?
亡くなった方々は、芸術作品に命を奪われたってわけですか?
そうではないでしょう。
当初、芸術祭が終わったら、巨岩のもとあった谷に戻すとの話でしたが・・・
結局は、街に残す方向で話が決まったそうですね。
返してやれよ!
山神(やまつみ)が怒るぞ!
「是非次回まで石を残してほしい」
との声があがったそうですが、
そこで、ふみおちゃん(上田文雄札幌市長)も、
「私も置くべきだと思った」
・・・うん、ふみおちゃん、負け惜しみ言わなくていいから。(笑)
次回開催までって・・・
そもそも、次回なんてあるんですか?
無くていいですよ、あんなモン。
予算の積み立てをするわけでもなし、いきなり該当年度にボカンと勝手に税金投入して。
見えないお金の動きも囁かれていますよね。
市民に見返りの無いムダ事業に、税金を投入する必要はありません。
それなら、今ある観光資源を推進する方向で助成をした方が、まだマシです。
・・・で。
結局、赤レンガプラザ前から移設することになった、この巨岩。
札幌資料館前に移されました。
その移設後の写真が、先日の新聞に載っておりましたが・・・
似合わね~!
灰色の壁に、灰色の岩。
溶け込み過ぎているんです。
こう言う存在は、自己主張をしてナンボでしょう。
これなら、赤レンガプラザ前にあった方がまだマシでした。
じきにこの巨岩が、何の目的で資料館前に置かれたのかすら
忘れ去られてしまうのがオチでしょうね。
最後までグダグダで終わった、今回の札幌国際芸術祭。
最初で最後にしてほしいですね。
札幌に限らず北海道は、ただでさえ色々な問題が山積していると言うのに、
理解不能なものを開催して、税金を投入している場合じゃないです。
ふみおちゃんも今期で引退ですが。
次期市長は、こんな自己満足で税金を浪費する人では無いことを祈ります。
いちプロレタリア市民からの、切なる願いです。
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