あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

これから

消え残った火種から、再燃することも世には多々ありますが、
これほど私の反抗心と言う火種を煽るイベントもあったでしょうか。

以前からこのブログを読んで頂いている皆様には、この書き出しでもうお判りですね。

そうです。
5億数千万円の貴重な税金をじゃぶじゃぶと投入して開催された、
あの、
あの、
あの札幌国際芸術祭。

今回のネタは、札幌市内で全戸無料配布されている「広報さっぽろ」から。

これの中でカミさんが、一つの記事を見つけてくれました。

妻 「これ、絶対何か吼えるだろうと思って。」

で、カミさんが指差したその部分には、

「札幌国際芸術祭2017関連催し」

にゃ、にゃ、にゃにおぅっ!?
おうともよ!吼えますよ!
札幌市よ、これは私に対する挑戦だな!
かかってきなさい!

では早速吼えましょうか♪
がおー♪


ノッケから、催しの表題からして、ツッコミ所満載。

<「一石を投じる」のこれから

アホかあぁ!

山奥から重機で持って来た「だけの」巨岩を街の中に置いて芸術作品と称し、
捕獲した野生動物よろしく、本来は芸術祭終了後に山奥に返す予定だったこの巨岩を、
何を根拠に値段をつけたのか、108万円の税金を投入して市が買い取り、
さらに移送費を税金60万円かけて札幌資料館前にポイした代物。


放置された後の姿は皆さんご存知の通り。
冬は雪に隠れて、岩だか雪山だか判別つかず。


雪が解けても、出てきた岩が何の意味を持つのかが判らず、
初めての雪のシーズンを越えたときからでしょうか、
説明書きのプレートが立てられるようになったのは。


遅いっ!
全てが後手。

それを今更<これから>って、
あんな打ち捨てられたモンに
「これから」なんてねぇだろ!
だ・か・ら、山に返してやれってのよ!
山神(やまつみ)が怒るぞ!

そんなこんながあった、通称「ガンちゃん」ですが、ことここに至って
先の表題の後に書かれていた内容から・・・

「公共機関に置かれた作品を考える」

ガンちゃんは公共機関に置かれたのではなく、半ば置き去り。
ポイですよ、ポイ。
それを今更、

「どうしよう、これ・・・始末に困るわ・・・」
「まだ税金使って山に戻すワケにもいかないわよね・・・」

今更処分に困ってどうするのよ!
そんな処分に困る代物を芸術と称して喜んでいたのは、
札幌市、あなた達でしょうがっ!
芸術祭終わったら、とっとと山に送り返してやればよかったのよ!
オネエモードで怒るわよ!(意味不明)

見る人も「何だこれ」。
それ以前に、ガンちゃんのように、作品であったことすら忘れ去られている、
いや、知られてすらいないモノはどうしたら良いのでしょうか。


それを今更「今後を考える」ですって。
一体何を考えると言うのだ!
今後なんてねぇよ!(キッパリ)

そもそも「芸術」なんてものは、観る側を考えずに、作る側から一方的に提供するだけじゃあ
成り立たないモンでしょう。
ロックフェスティバルで越天楽を演奏するようなモンで。
寿司を食べに行って、いきなり満漢全席を出されるようなモンで。
作業着を買いに来た人に、ウェディングドレスを出すようなモンで。
求められていないものを提供されたって、ただのゴミ、迷惑ですよね。


行政が絡むことって、何かと後手後手です。
後始末のことは何も考えずに、作るだけ作って、やるだけやって、
最後になって「さぁ、どうしようか」
まるで未来への不の遺産として、ひたすらツケを溜め込んでいる
原子力発電所のようです。


SIAF(札幌国際芸術祭)事務局よ。
あなた達のやっていることは、税金を使って未来へ負の遺産を作ることではあるまい。
何か、市全体のプラスになることをやろうとするならば、
市民が何を求めているかを聞かずしてやるべきではない。
前市長の実績作りと自己満足のためだけに、己が目的を見失ったか。
芸術とは何だ。
文化とは何だ。
何も掘り下げて解説できないスタッフと、何も判別がつかない観衆を集めて
今更何が「芸術」だと言うのだ。

公費を使って、ワケのわからない芸術祭なんて、
二度とやるんじゃないっ!

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