あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

雇用保険に潜む幽霊

職業安定所から、雇用保険に関するハガキが来ていたのですが、
これがいつも本社事務所にではなく、倉庫事務所から誰かが持って来る格好でした。

「何でいつも倉庫に届くんだろ・・・」

倉庫事務所は以前、本社事務所があった場所でもあるのですが、
職安に電話して聞いてみたところ、
本社移転の際に拠点変更の届出がされていないことが判明。

・・・あの~、本社が今の場所に移転したのって、11年前ですぜセニョール。
私が入社する4年も前ですぜアミーゴ。

そんな、手続を忘れるようなことじゃあないと思うんだけどなぁ・・・

で、今回書類を作成し、雇用保険に登録してある会社情報を訂正しようと。
そこまでは良かったんですが。

話はそれだけでは終わりませんでした。

雇用保険の加入者数が、現状より一名多いんです。
何故に?

役員変更とか、定年退職とか、65歳以上の再雇用とかがありましたから、
その度に手続きをして現在の人数は合っている筈なのに、
不思議に思って、窓口で加入者リストを出してもらったら・・・

リストの筆頭に、聞いたこともない女性の名前が。(`□´/)/ ナニィィイイイ!!
仮にA子さんとしておきましょう。

リストを見てみると、A子さんの雇用保険加入(入社)は、昭和57年。

・・・私が8歳の時ですぜセニョリータ。


今も会社にいる事になってる御歳51。
うえぇ、誰だこれは・・・
こんなヤツいねぇぞ。


雇用保険から抜くにしても、書類を作らにゃならんワケですが、
その為には、その人が本当に実在したか、調べる必要があるワケで。

で、事務所に戻って調べました。
古~~~~~~~~~~~い帳簿をひっくり返し、
ようやく給与と退職金支給の痕跡を発見。

昭和57年4月入社、昭和60年7月退職。

・・・退職したのも30年前ぢゃん!

何じゃあこれは!
30年間、何も手続きしてなかったってか!?

思わず笑ってしまいました。
「あははははははっはははは」(乾いた笑い)

何にしても、いない人を雇用保険に登録しているワケにも行かないので、
喪失届を作る必要があるのですが。

・・・この人の住所が分からん・・・

そもそも、30年経った現在も同じ住所にいるかどうかも疑わしいですが。

で、採用時の履歴書も探しましたが、その人のだけが見当りません。
古すぎて社員台帳もなく、人となりが全く不明なんです。
困ったモンだ。

まぁ、「どうしても分からなければ、空欄で可」と、職安の窓口の人に
確認は取ってありますから、書類の作成は大丈夫なのですが。

それにしても。
10年、30年と。
こんな昔の処理のし忘れが発覚するとは、正直驚きでした。

総務・労務担当者の皆様。
私の勤めているような小さな会社でも、このようなことがあります。
何が疑問な点がありましたら、一度調べてみましょう。

驚愕の事実が隠されているかも知れません。

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