今日唐突に、見知らぬ運送会社の人が商品を持って現れまして。
商品の受け入れや配送・発送手配は、離れたところにある倉庫事務所でやっているので
商品は全てそちらに送られるはずなのですが、発送元、まぁ、メーカーが間違えて
こちら本社事務所に届いてしまうことが多々あります。
・・・本社事務所が移転してから、もう10年も経つんですが・・・
それで、
私 「商品はこっちではないですから、倉庫に持って行って下さい。」
すると運送業者は、
運 「送り状の住所はこちらになってますが。」
私 「何回言っても、送り主がよく間違えて書いてくるんですよ。
こちらではありません。」
運 「確認してもらえますか。」
私 「何を。」
運 「この送り状に書かれている所にです。」
私 「こんな会社、聞いたことないです。
注番も、誰宛てかも何も書いてない送り状ですね。
知らない会社に、ウチから何て電話かけるんです?」
運 「・・・」
私 「誰かが発注かけてるかも知れないから、ちょっと待って下さい。」
で、発注履歴を検索しても、それらしい伝票はなし。
それを、隣で見ていたY女史が、
Y 「Tさん宛てで、それっぽい商品のFAXを見た憶えがあります。
彼はよく伝票作らないで、口頭でオーダーして忘れることがありますから・・・」
なぬ。奴か。
あぁの問題児めえぇ!
前にも何回かこんなことあったぞ。
聞いたことのないメーカーの商品をオーダーするのも。
止むを得ず運送業者に、
私 「とりあえずこっちで受けときます。必要があったらこっちで移送しますから。」
と言って商品を受け取り、所内にいた営業T氏本人に直接確認してみたところ、
T 「あぁ、『後で注番出す』と言って、忘れてましたわ。」(原文のまま)
と、私の眼前で、今になってから発注書を作り出す始末。
アホか貴様ぁ!
今更遅いわ!
もうブツは来てるんだよ!
私も無表情に、怒気を孕んだ声で言ってやりました。
私 「あのですね。
発注履歴が無くて誰のオーダーかも全く判らず、たった今、運送業者と揉めたんですよ。
発注伝票を起こしてオーダーするのが基本でしょうが。
何年、受発注業務やってるんです?
お客さんだけでなく、受けた人も支払業務も、倉庫も運送会社も、
みんなが困るんですよ?
いい加減にして下さいよ、本当に。」
T 「ああぁ、すいません・・・」
彼ももう11年選手。
なのに、今回よりももっと致命的な、売上伝票を一枚も起こさないまま無断欠勤したり、
これまた売上伝票を一枚も起こさないままケガして入院したりして、
得意先にも社内的にも大迷惑をかけた悪しき実績をいくつも持つ男だったりします。
彼は商品知識もあるし、結構物事も細かい所まで見ていたりして
才能のある人のハズなんですが、こう言う所で全て台無しにしてしまうんです。
惜しいです。才能だけは。
・・・でも人間としては、
全くいらないです。(キッパリ)