あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

「端末」の更に「端末」に成り下がった人間たちへの哀歌(エレジー)

私も、事ある毎に書いて来ましたが。

公の場での「板つつき」スマートフォンいじり)を、どう思いますか皆さん。

この書き出しからして、板(スマートフォンに対して敵対心をモロ出ししておりますが。

最近、通勤途中でも仕事中でも、路上でうつむき板をを凝視し、ロクに前を見ないで
ぶつかってくる人が後を絶ちません。
こないだなんて、板を見て前を見ない人が、自転車の前に飛び出して来ました。

前くらい見ろよ!危ないだろ!

更に半分以上の確立で、耳から紐を生やしている(イヤホンで音楽を聴いている)人もいますが。
前を見ない。周りの音を聞かない。
自分の周りの危険を察知する術を自ら放棄しているんですから、
何かあったって自己責任でしょうよ。

ニュースでも言っていましたが。
治安の悪い所で、板いじりの女性を狙った痴漢が出没してるとか。

「言わんこっちゃ無い」
「それ見たことか」

そう言いたいですよ、私。

暗闇で板いじりながら歩く危険に対して無防備なワケですから、
痴漢からすれば格好のターゲット
こうやってニュースで取り上げられたことで、「こう言う人を狙えばいいのか」と、
更に犯罪者が増え、被害者も一緒に増えかねません。
「狙ってくれ」と言わんばっかりに板つつきに現(うつつ)を抜かして無防備な女性なんぞ、
世の中ゴマンといますから、被害者が減る事は無いんです。
更に暗闇で光源を凝視するワケですから、いざ被害に遭ったときにも、
眩惑されて犯人の顔や特徴だって判らないでしょう。
こう言う人たちは、一度自分が大変な目に遭わないと、こう言った危険に対して
危機感を持たないでしょうね。
大変な目に遭ってあってからじゃあ、完全に遅いと思うんですが・・・

そもそも、己が身を危険に晒してまで貪りたいコンテンツって何です?
大体の人が、板をつついてやっていることの殆どが、
最新のITを使っている割には娯楽の範疇を出ず、
大したことなんてしていないんですよ。
ゲームだったり、SNSだったり、メールだったり、買い物だったり、漫画を読んだり。
後はせいぜい時事ネタやニュースをちょっと見るくらいでしょうか。

でもそれって、家に帰ってからでも出来ることですよね。
何でわざわざ公の場でとか、夜道を歩きながらとか、自分の身の危険と背中合わせに
寸暇を惜しんでネットに繋がろうとするんです?

私は、いい大人が時と場所をわきまえず、
娯楽を貪り、コンテンツを消費し続ける姿が
異常に幼稚に見えて腹が立つのです。

例えるなら。
口を開けてTVを見続け、ご飯を食べない子供と
同じレベルなんですよ。
躾がなっていない子供と同じ大人。
そんな姿が格好良いと思えますか?
イメージ 1
(画像を一部加工しています)
ね?
信号も見ず、横断歩道も渡らず、ずっと板をつつき続けて。
こうやって写真に撮られていることにすら全く気付かないんですよ、この人たち。
恥ずかしいですよね。


ITは所詮、連絡手段でしかない筈ですが、
技術革新で小型化と高性能化が進んで、これがマズいことに
娯楽と結びついてしまいました。
娯楽は、所詮娯楽。
始終貪るものではないですよ。

こないだ見かけた人は、公衆トイレで用を足した後に板を食い入るように見つめ、
板をつついていましたが・・・
トイレで用足した手で板を触るなよ!
手を洗ってからにしろ!
優先順位が、まるで逆です。
娯楽の魔力とは、そんな当たり前な判断すらつかなくさせてしまうのでしょうか。


板つつきをすること全てが悪いとは言いません。
ネットは巨大な外部記憶装置。
調べ物をするときなどには、大いに効力を発揮するでしょう。

ですが。

板つつきの殆どが、調べ物以外の「娯楽」での利用が殆どを占められているのが
傍から見てモロ判りなので、
「やることは時と場所を選べ」と私は言いたいのですよ。

娯楽は帰ってからにしろ!

寸暇を惜しんでネットと言う仮想世界に繋がるより、
もう少し生産的な生き方は出来ないんですかね。

我々が生きているのは、現実世界なのですから。

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