あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

「果たして娘は、国際芸術祭に対抗できるのか」

「ねぇ、週末、どこか行った?」
「うん、国際芸術祭。」

と言うワケで、とうとう始まってしまいました、

「ウ○コ臭い芸術祭」

ヒドイです。
のっけからバカにしてかかっています私。(苦笑)

相変わらず役所以外の公の掲示板には、周知ポスターが提示されておりません。
地下鉄の中でも、本当に「ちまっ」とだけポスターが貼られている程度。

・・・しかし、一箇所だけ、大々的に提示されておりました。
地下鉄東西線、大通駅の改札前。
イメージ 1

デカイよ!
デカすぎるよ!
何でここだけデカいんだ!?

で、よっく見てみると、それこそ点在する星のように、
あちこちの会場の場所が書かれていて・・・

・・・こんなにあるの!?

確かに私、前回の芸術祭のときに、

「どこで何をやっているか、全く書かれていない」

と散々書き倒しましたが、こんなに点在しているんじゃあ、
逆に何をどう観て行ったらいいのやら。

しかも、会場の場所は書かれていても、その会場が

「一体どんなコンセプトで展示されているか」

かも判りません。
まぁ、掲示スペースの関係もあるので、全てを書き切れないのでしょうが。

しかし、行ったところが、自分の好みの作品が必ずあるとは限りませんし、
「無駄足」になるかも知れない、言わば「賭け」です。
「何かのついで」に観に行くのがベターかも知れません。


で。
前回、私も書きました。

「ガラクタをただ並べて『作品』なんて言ったら、承知せんぞ」

と言っていたら、早速ありました。

棄てられた自転車を、ただ並べた「作品」が。
北海道新聞 8/7号より)


道新よ、「ただ」が抜けていますよ、「ただ」が!
ここ重要!

棄てられた自転車なら、わざわざ観に行かなくたって
地下鉄のあちこちの駐輪場で見かけますよ。
近所の地下鉄の駐輪場は、年中芸術祭の会場です。
イメージ 2


そしてまた、別の作品。



・・・昔の小学校のスキー置き場ぢゃん・・・

・・・これらは何が言いたいのでしょう?
観ていて楽しいですか?
何か共感を得られますか?

ただ単純に陳列するだけじゃなくて、
少しは捻りなさいよ!

居酒屋で料理を注文したら、
調理されていない具材だけが出されたようなもんじゃないの!

また、これもよく解りません。


・・・もう何でもアリですよね。
これを「芸術」と称してはばからないのなら、
死霊の盆踊りは、グラミー賞ものでしょう。
(↑検索して調べて下さい)


他にもあります、
「わからないものたち」

自分から言うなあぁっ!
自棄にでもなったのか!?

そして更に、
「わからないものたち その2」

そんなものに「2」があるのかあぁっ!?

さらにトドメ。

「わかりやすいこと」

最初からそれをやりなさいよっ!

芸術に、抽象的な表現があるのは解ります。
しかし、「何を言わんとしているのかすらも、創った本人が解らないもの」。
それは一般的な「芸術作品」とは呼べないんじゃないでしょうか・・・

「芸術」と一言に言っても、ジャンルは多岐に亘ります。
それならば。

何か解らないけれど、作品から漏れ出ずる
エネルギーを感じられるもの。

故・岡本太郎氏でもないですが、

「芸術は、爆発だ!」

と言ってはばからない、勢いだけでも説得力のある「何か」、
それを示してみなさいよってに。

それなのにSIAFは、一番難解な「現代芸術」の敷居を低くしたつもりで
経費の回収と観客動員数を増やすことだけを考えて、
言い切る自信よりも、飼い主の顔色を伺うチワワのような
下から覗き込むような目をして市民に媚を売り、

「楽しんで下さい」

何が楽しいのだ!
楽しいかどうかは、観た人が決めるわい!


くどいようですが、SIAFよ。
敷居を低くするのなら、解説がなくても、何か感じられるものを創りなさいよ。
「解説があっても理解できないもの」は、一般向けの「芸術」じゃあないんですよ。


映画だって、トレーラー(予告編)を作って、
観る人の想像力をかき立てて、興味を持たせて、本編へ繋げるでしょう?
告知のパンフレットだけで、もう観る気が起きないものを創ってどうするんですか?

何て言ったって、テーマが「ガラクタ」ですから。

また居酒屋で例えますが、店頭のメニューで、

「美味いか不味いかわからないもの 2,500円」

とか書かれていたら、お店に入りますか?注文しますか?しませんよね?

一方で、どうも芸術祭ってのは、
テーマに沿って真剣に作品作りに取り組んでいる人と、
テーマに関係なく己が道を突き進んでいる人、
単に面白そうだからと便乗している人、
みんな同じ土俵なんですよね。

それなら我家の娘だって、負けちゃあいないぜ!

ラーメンのレンゲを、ドアストッパーの上にそっと置いて、
こんなものを作っていました。

作品名「ハイヒール」
イメージ 3
(カミさん撮影)

こっちの方が、余程解りやすいでしょ。
作成当時、娘は1歳3ヶ月。
最近の我が家のテーマは、

「果たして娘は、国際芸術祭に対抗できるのか」

・・・親バカ全開モードでお送りしております。(苦笑)


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