頭の上に、でっかいキノコ雲が立ちそうなくらいにオーバーヒートしながら、
日々の仕事をこなし切れない今日この頃。
・・・こなし切れていないんだ。(笑)
まぁ、中小企業の経理って、営業以外の「何でも屋さん」ですから、
給与と社会保険の計算から弁護士とのやり取り、果てはプログラム開発まで、
(あぁ、キンシャサの奇跡)
そんな中、日々の受発注の電話に紛れて、
どこぞの代理店の営業から一本の電話が。
営 「お忙しい所を、恐れ入ります~。」
私 「はい、忙しいです。」(本当)
ぴた。
刹那、間が凍り付くも、めげずに話し始める電話の向こうの営業マン。
営 「・・・私、北ガスの代理店をしております○○○と申します。」
お世話になっております~。」
私 「いいえ。」(世話してないもん)
この時点で、松崎しげる腹黒レールガンにエネルギー注入開始。
営 「この度、電力の自由化に伴い、電気料金がお安くなるプランのご案内に
お電話致しました~。」
はい、腹黒レールガン発射あぁ!
オネエモードにチェンジ!(笑)
来たわよ、ご案内。
常々言ってるけれど、
案内が必要なほど、自分を見失っちゃいないわよ。
私 「ご案内とか、ご説明にとか、ご挨拶にとか、
そう言った類は、全てお断りしております♪」
キッパリそう言ったにも関わらず、一方的に何やら説明し始めたので、
電話機をオンフックにしたまま、そっと受話器を置き、
電話機のスピーカーから空しくボソボソと聞こえる説明を完全に放ったらかして、
本来の仕事に戻る私。
私 「算定基礎もそろそろか。
ありゃ、この人、昇給と残業で月次変更の対象じゃん。
え゛~っと、等級が・・・」
営 「・・・もしもし?・・・もしもし?」
私からの応答が全く無く、黙殺されていることにようやく気がついた、
電話の向こうの見知らぬ営業マン。
それでも私は構わずに、
私 「労働保険の計算資料はっと・・・あ、掛率が変わってる・・・」
営 「・・・もしもし・・・?」
・
・・
・・・
ぷつっ。
つーっ、つーっ、つーっ、つーっ、つーっ。
諦めた営業マンが電話を切り、電話機のスピーカーから空しく発信音が聞こえ、
改めて受話器を上げて降ろす私。
じ、えんど。
うん、テープレコーダーの相手をしているほど、
私はヒマじゃないの。
・・・我ながら、すっげぇ意地悪!(笑)
今日も今日とて、陽が暮れる・・・
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