あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

大都会サバイバル 水確保編(地震ネタその2)

地震の翌朝、社長からの連絡で急遽、会社はお休みに。
どの道、北海道全域が停電のため、だるまさん状態。
(手も足も出ない)
イメージ 1

ベランダの戸を開けると、朝にもかかわらず、
街の音が何も聞こえずに、シーンとしているんですね。
電気が止まって、人間が活動を停止すると、
「世界はここまで静かになるものなのか」と思いました。

しかし。

世界は静かになったとしても、時は待ってくれません。

さて、これからどうしたものか・・・

当面の問題は、ライフラインの復旧まで、家族で何とか耐え忍ぶこと。

電気はもう完全に停電なのが判り切っているので、
まずは水の確保とガスの確認です。

停電故に、地下の貯水槽からマンションの各戸に送水するポンプが動かず、
水道も使えません。

これには当初、焦りました。
食料はともかくとも、飲料水がないことには、人間は持ちませんからね。

すると、玄関をノックする音が。
(停電なので、呼び鈴が鳴らない)
開けてみると、同じマンションのご近所さんから、

「地下の貯水室で、水汲んでくれるよ。」

とのこと。

「あ、水道は生きているんですか?」

「ポンプは止まってるけれど、水道管は無事みたい。」

そこで、鍋やケトル、あらゆる器を持って地下へ。
同じマンションの住人が、管理人さんから水を汲んでもらいに並んでました。
・・・管理人さん、本当にご苦労様です。<(__)>
これで、飲食用の水は確保。

また、トイレで流す水のために、
物置に取ってあった灯油用の空ポリタンクも導入。
タンクの中をすすいで水を満タンに入れ、
片手に約18リットルを両手に持ち、階段を地下から4階まで。
重い・・・(「少林寺三十六房」状態)
息を切らし、汗だくになりながら、休憩を挟みつつ、何とか水は確保。


途中、地下から上がって来たときに、同じマンションのとあるババアお婆様が、
いきなり不機嫌そうに、

「水こぼすんじゃないよ、歩いて滑るからね!」

と、ぶっきらぼう吐き捨てたので、

「私のウチはここの真上よ、そっちの廊下にゃ水をこぼしちゃいないわよ、
 よく見てちょうだいよババアお婆様!」

と叫んでやりましたよ、えぇ、心の中で。(笑)

その後、そのババアお婆様は、更に不機嫌そうに、

「デイサービスの車がまだ来ない」
「ケアマネージャーがうんたら・・・」

と、管理人さん相手に、ねちねちと愚痴をこぼしておりました。

・・・こんな状況で、デイサービスが動けるワケなかろーばさ。(←どこの方言だ)
北海道全てが非常事態だっちゅーに、
自分のことしか考えとらんのかっ!
こう言う人は、例え戦争中でも、家族に
「メシはまだか」とか平気で言いそうですな。
あ゛~ヤダヤダ、こんな年寄りにはなりたくないわ。
非常時こそ、その「人と成り」ってのが出ますなぁ。


さて、一方でガス。
プロパンガスなので、自宅のコンロは簡単に点きました。
地下を配管する都市ガスだったら、また話は別だったかも知れませんが・・・
停電で安全装置が働いて、火が点かなかったらどうしようかと思いましたが、
良かった、これで調理もOK。
とりあえず、飲食は確保完了!


・・・地震ネタ、まだまだ続きます。(苦笑)

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