あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

大都会サバイバル 通電編(地震ネタその3)

水と火(ガス)は確保出来ましたが、いかんせん停電故に、
TVもラジオもつかず、近所の人の伝言ゲーム(デマ含む)以外に
情報が入って来ません。
何かなかったかな・・・・

そうだ、電池式の携帯ラジオがあった!

寝床の横の棚を探ると・・・これだ!
すぐさま茶の間に取って返し、

私 「・・・あったんだよ、ラジオ!」

妻 「お゛お゛~!」

これに、捨てずに取ってあった電源不要のミニスピーカーを着けて・・・

私 「・・・鳴るよ。」

妻 「お゛お゛~!」
イメージ 1

で、ラジオの内容を聞いてみると、結構被害が甚大な上、
震源地や札幌だけでなく、北海道全域が停電中、
公共交通機関も完全にマヒしていることを、このとき知りました。

また、各携帯キャリアが通じ難いのは何となく判っていましたが、
非常時に公衆電話が無料になっているのも、初めて知りました。

よし、情報と通信も何とかなるか・・・
連絡取る相手もおらんけど。(笑)
携帯電話もECOモードに切り替え、極力電池を持たせる設定に。
ネットの情報は、どの道繋がらないので、とりあえず無視。
公共の情報が頼りです。


さて、そうなると今度は灯り。

ここまでの停電は初めてなので、まずはロウソクと電池の確保。

マグライト2本に、カメラ用の単三充電池が10本、
ラジオに使える単四が2本。
大きいロウソクが1本と、お誕生ケーキ用のちんまいロウソクが7本。

「こりゃ何日もは持たんなぁ・・・」

と思いきや、また玄関がノック。
ご近所さんが、ロウソクを数本持って来てくれました。

「ウチに仏壇あるから、ロウソクは売るほどあるんだ。良かったら使って。」

「ありがとうございます~!助かります!」

ホントにありがたかったですよ。
これで夜の灯りも確保。

・・・とは言え。

夕闇迫る薄暮の頃に、余りに静かな街の影。
早めの晩御飯を終え、陽が落ちて我々も光の無い夜を迎えるにあたり、
段々と不安にもなって来るワケで。

我ら夫婦はドンヨリとした、何とも言えぬ変な緊張に引きつった笑顔で、
一方で、状況が全く解っていない二歳の娘の遊び相手をしていたところ、

・・・チッ、ヴゥン・・・
・・・ザァー・・・

冷蔵庫のスイッチが入る音と、トイレのタンクに水が入る音が聞こえ、
パパッと蛍光灯が点き、電気が復旧。

『・・・あ゛・・・』
『戻った・・・』

カミさんと顔を見合わせて、

『良か゛った゛~!』

共に涙目で、大喜び。
一方で、やっぱり状況が全く解っていない娘は、横でキョトン。(笑)

これで、我が家のライフラインは完全復旧。
安堵間で、どっと疲れが。(苦笑)

早速ネットで被害状況を調べてみたものの、
まだまだ停電が続いている所が多く、電気の完全復旧までは
しばらくかかるとのこと。

ベランダのカーテンを開けてみると、なるほど、
街の灯りは戻って来ておりますが、あちこちまばらで、
いつもより断然暗い印象がありました。

マンションのエレベーターホールから西の方を見ても、
近所を除き、遠くはまだ真っ暗。
中央区方面は、高い建物の赤い警告灯しか見えません。

その後、ふと思ったのですが・・・

我が家のマンションの道路向かいが中学校で、
災害時の避難所にも指定されておりました。
陽が沈む前にも、何人かの方々が、学校のグラウンドを「何か」に
「使えるかどうか」の相談をしているのも聞こえてきてましたし、
恐らく有事の際の「ヘリポート」としての使用を想定していたのでしょう。
(過去にドクターヘリが、実際に着陸寸前までのことはあった)

それで、避難所のある区画を優先的に電気を復旧させたのではないかと。
(後に、この予想は当たっていたことが判明)

同じ町内にNTTの鉄塔もあるし、情報インフラも含め、
場所的には色々な意味で恵まれておりました。
本当に運が良かったですよ。


一方で。
向かいの中学校は、避難所として電気が点いているのですが、
すぐ隣の区画の病院が、まだ真っ暗なまま。

あれ・・・?
本来、医療機関こそ、優先的に復旧させなきゃならないんじゃないの?

その病院は、内科の大きい入院病棟があるのですが、「緩和ケア内科」
いわゆる終末医療」を主にしている病院でもありまして。

・・・あ、そうか。

「ま、早いか遅いかの違いだ」(←何がだ)

と思ったのか!(笑)
うわ~!黒い!黒いぞ!(爆)

いや、私が勝手に思っただけで、ネタですよ。冗談ですよ。
一応、デマ拡散防止に。(←じゃあ、最初から言うな)


余談ですが。
イメージ 3

電気が一部復旧した翌日、時折点いていない信号に気を付けながら
車で職場の状況を確認しに行ったところ、
職場に比較的近い所に住むA女史が出社しておりました。

話を聞くと、職場も、彼女の家近辺もまだ電気は復旧しておらず、
完全な「闇」の中、懐中電灯で過ごしたとのこと。

彼女曰く、

「『ヤシマ作戦』って、こんな感じなのかと思いましたよ。」

・・・うみゅ、A女史よ、濃ゆい所を突いてくるのぉ。(笑)


光害のない星空が綺麗だったとも聞きましたが、
早々に電気が復旧した我が家では見られませんでした。
まぁ、ライフライン復旧が一番安心だったので、
満天の星空は、もし計画停電があれば、その時にでもと言うことで。

こんな光景が、完全にブラックアウトしていたなんて、
ウソみたいですね。
イメージ 2


・・・地震ネタ、まだ続きます。(苦笑)


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