あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

経理は孤独なお仕事 しょの2 「能ある鷹は、爪を隠せ」

皆さん、連休をいかがお過ごしでしょうか。

成層圏までフルスロットル」

どころか、

「ダッチロール」
「エンジンストール」
「急降下」

連休に入った途端、緊張の糸が切れ、
ガックリ体が重くなり、半分寝て過ごしていた
ちょちょ山でございます。

これだけ、疲労も溜まっていたんでしょうねぇ・・・
はぅ。


さて。
時折ここのブログにも、

経理 孤独」

で漂着される方々がいらっしゃいます。
えぇ、ホントに。

私も常々書いておりますが、早い話「経理」って、
「営業以外」の「何でも屋」なんです。

しかも、私は皆から仕事を振られますが、私からは皆に振れない仕事ばかり。
(給与計算とか、社保の手続きとか、遊休不動産の売買とか、決算とか)
自分一点に仕事が集中して、特異点になってしまうんです。
ブラックホール中性子星、パルサーにでもなりたい気分ですよ。(意味不明)

そしてまた、コンピュータに関しても然り。
兎角、昔からそうでしたが。

私が初めて就職した当時からですから、かれこれ四半世紀前になりますか。
今も「IT奴隷」と言う言葉があるように、コンピュータの知識を持つ者は
気軽に、便利に、安く(又は無償で)扱われる傾向が多すぎます。

プログラマやエンジニア等、その知識と技術を生業にしているのならいざ知らず、
趣味の延長上や、機械好きが高じて素人のレベルじゃあ収まらなくなった場合、
プロではないのを良いことに、

「趣味なんだろ?」

と、いとも簡単に、その人が長年培ってきた技術と知識と経験を、
一般人は、タダでお手軽に頂戴しようとするわけです。

ふざけてますよね。

かつて、ミュージシャンの甲斐よしひろ氏も仰ってましたが、
おそらく芸能人同士の飲み会の席でのことでしょう。

「ミュージシャンは、よく他人から『歌って歌って!』って気軽に言われるけれど、
 『じゃあそっちも芝居をしてもらおうか、あのドラマの時の。』
 って言いたいよね、こっちとしては。」

その心境、解る気がします。

くどいようですが、本職や生業としているのなら、
人のため、時にはサービスでもいとわずにやるのがプロですが、
本業が別にある私の場合、簡単に個人の技術と知識と経験を、
言葉は違えど、

「自分のためにタダ働きしてくれ」

との内容を言われたら、私だって腹が立ちます。

「じゃあ、こっちの経理の仕事一切を引き受けてくれるとでも?」
「給料計算は誰がするの?」
「資金繰りは誰がするの?」
「本業に穴開けて、会社を黒字倒産させても良いの?」
「その仕事をすることで出てくる問題は、誰が責任取るの?」
「金にならない仕事ばっかり増やしやがって、
 自分の宿題は自分でやれ。」

こうも言いたくなるってモンでして。

なので今回、職場のパソコンの入れ替えには、
会議の席で、事前に予防線を張りました。

以前にも記事にしましたが、

「Windows10は、私もいじったことがないので、質問されても分かりません。」
「過去に自分で入れたデータやソフトは、自分で責任を持って下さい。」
「特に海賊版ソフトの移植依頼なんて、論外です。
 悪の片棒担ぎはしません。」

それでもまだ、簡単に

「マッチングのソフト組んでくれ。」

とか、平気で何回も頼んでくる輩がいますからね。
以前にも書きましたが。

くどいようですが、本業あるのに、やってられませんて。
ただでさえこの異常な10連休、銀行決済がトンでもないことになりそうで、
資金繰りで困ってるのに。


私が言うのも何ですが、

「能ある鷹は、爪を隠せ」
「自分の能力は安売りするな」

特にエクセルやアクセスの、マイクロソフト系の資格を持っている人は、
履歴書に書くのは良いですが、その特殊能力は、
自分の仕事を効率化するため「だけ」に使いましょう。

「実はこんなことも楽にできるんですよ」

と、親切心で他人の仕事も効率化して差し上げると、
「○○使い」は「何でも出来る」と勘違いされ、
他の人の分まで何でもかんでも引き受けさせられ、
どんなに忙しくても、いいように扱われ、
出来て当たり前、評価も感謝もされず、
手当も出ないタダ働きを増やされます。(実話)

場合によっては、芸は身を亡ぼします。
本当に「IT奴隷」ですよ・・・


近所の桜が咲き始めました。
ようやく春か・・・
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