あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

技術屋の黄昏

Windows7の無償サポートも、残りあと一年足らずとなりました。

職場のパソコンも、現在は差して業務に支障は出ていないものの、
OS自体がサポート終了となれば、セキュリティやソフトの都合上、
入替をせざるを得ません。

消費税も上がることですし、早い所、新機種を用意せにゃ・・・

とまぁ、ここまではもう手配済みなのですが、
問題は、入れ替えてから。

ここから吠えます。(苦笑)

社内で、色々な人から、

「このソフトの操作はどうするの?」
「プリンタの印刷設定が違う」
「前のソフトのアイコンがどこか行っちゃった」

こうなることは、大方予想出来ます。

OSが変わることで、多少なりと混乱が出てくるのは解るのですが、
Windows10に至っては、私は全く解りません。
自宅でもWindows7ですし、プライベートでいじり倒すだけの
金も時間もありゃせんのです。(何故に名古屋弁

なので、パソコンの入替は2ヶ月くらい後の予定ですが、
もし色々と聞かれても、私も本当に基本的な部分しか教えず、
いや、教えられず、

「私も初めて触るので、解りません。」

と突っ返すつもりです。
・・・だって、本当ですもの。

じゃないと、自分の宿題だけでなく、
皆の宿題も全部やってあげるみたいなモンで、
余計な仕事ばっかり増えて多忙を極め、
本来の仕事に支障が出ますから。(本当)

皆さん、車を買い替えたら、運転席の感覚の違いに戸惑うでしょ。
それと同じですよ。
お願いだから、自分でいじって、慣れて下さい。
前と全く同じには行かないんですよっ。


そしてまた、大体こんなトラブルが来ます。

A 「お客さんから来たメールに添付されていたファイルが開けないんです。」

私 「何のファイルですか?」

A 「判りません。」

アホかあぁ!
何かを知らんで開こうとしてたのかっ!

で、ファイルの拡張子を見てみると、CADソフトの図面データ。
今のWindowsは、あえて設定しないとファイルの拡張子を表示しないので、
気がつかない人は、こういうことをしてしまいがちです。
そんなファイルを無理矢理、アドビリーダーで開こうとして、
しかもご丁寧に関連付けまでしてしまって・・・
何回やっても「開けません」。

当たり前だっ!

例えるならですよ。
車のエンジンを修理をするため、エンジンの設計図を開くのに、
「おいしいカレーの作り方」のレシピを何回開いたって、
エンジンの構造は判らないわよっ!


これはまだ序の口ですよ。
はたまた、

A 「いつも開いていたエクセルのファイルが見当たらないんです。」

私 「どこに保存していたんですか?」

A 「分かりません。」

アホかあぁ!
どこに何を置いていたかも知らんてかっ!

まぁ、大体のデータが「マイドキュメント」に放り込まれていますから、
パソコンを入れ替える時は、そのフォルダごとゴソッと移植してしまえば、
探すのは難儀しても、とりあえず「ファイルが無い」と言うことは無いのですが、
問題は、ソフト独特の保存場所の場合。

画像データとか、Photoshopのカタログデータとか、
iTuneの音楽データとか。
(私は、iTuneは全く知りませんが、職場で使っている人が結構いるんですよ。)

自分で入れておきながら、どこにデータが入っているのか
全く知らないと言う人は、意外と多いです。

それを、

「全部、新しいパソコンに移し替えて。」

知らないわよっ!
アンタが勝手に入れた物を、何で私が全部探して、
移して差し上げなきゃならんのよ!

これまた例えるなら、
引っ越しの当日に、引っ越し業者に

「隠していたヘソクリが見つからないんだけど、家中探してちょうだい。」

って、頼んでいるようなモンよっ!


もっとヒドいのに至っては、

「手の空いた時に、このフリーソフトを入れておいて。」

それくらい、自分でやりなさいよっ。
過去に自分で入れていたでしょうが!
自分で入れたソフトくらい、自分で管理しなさいよ!

これも例えるなら、
「板(スマートフォン)」にアプリケーションソフトを入れるのに、
わざわざショップの店員に、その都度、自宅まで来てもらってるんですか?
しかもタダで、サービスで。
「板」の扱い方は、私は全く知りませんが。
知りたくもありませんが。


挙句の果てに、

B 「このソフト、新しいパソコンにも入れてくれ。」

私 「・・・ソフトの原本は?」

B 「無いわ。お客さんからもらった海賊版だもの。」

アホかあぁ!
それこそ、私の知ったこっちゃないわよ!

これも更に例えるならですよ。

もし、知り合いに調理師がいたとします。
その調理師に、

肉、盗んで来たからよ、
 料理してオレに食わせてくれや、
 タダで。

って言ってるようなモンですよ。

調理師免許を持った板前さんに。
車を修理してくれる整備士さんに。
病気を治してくれるお医者さんに。

「全部タダでやってくれ。」

と言えますか?

ソフトのインストールくらい、屁でもないですが、
技術屋として培ってきた、四半世紀以上の膨大な時間と
知識と技術と経験を、単に「便利屋」としてしか考えておらず、
「やってもらって当然」と思っているなら、それは大間違いですよ。

今でこそ経理ですが、私だって一応、
情報処理技術者の国家資格は持っているんです。
コンピュータ絡みの資格は、他にも持っているんですよ。

それを、タダ働きしろと?違法ソフトを入れろと?
誰のために?あなただけのために?
クソど失礼極まりないでしょ。
誰がやりますか。
ナメるな。

「自分で入れたものは、自分で責任持って下さい。
 特に海賊版なんざ、論外です。
 私は、悪の片棒担ぎはしません。」(毒)

断言しました。
えぇ、会議の席で、キッパリと。(本当)

皆が仕事で使う重要なソフトを、動く環境にするのは私の仕事ですが、
各々が好き勝手やった尻拭いと、タダ働きをするつもりはありません。

それにしても・・・
平気で「海賊版」「原本は無い」と言ってのけ、
更に簡単に「無いもの」を「入れてくれや」と言う無神経さ。

ソフトにもデータにも、著作権がありますから、
作った人に敬意を表して、対価を支払うのは当然だと思うのですが、
目に見えて「形」が無い分、道徳的な部分が薄れて行くんでしょうか。

コンピュータが随分身近になった分の、弊害かも知れませんね。

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