あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

常々思う、日常語。

仕事で、とある人とメールのやり取りする事になりまして。
電話でも色々お話している人ですけれど、資料は音声では送れないので。(笑)

そこで、その人から来た資料とメールに書かれていた言葉。


「シュミレーション」


はい、大間違いですね♪
これは結構、いえ、大概の人は気が付かないんですが。

「シミュレーション」
が正解です。


「趣味 レーション」って・・・何?

「レーション(軍用の携帯食)」をどうしたいのでしょうか?(笑)

レーションを作るのが趣味なのか、食べるのが趣味なのか。
そんな感じが、私にはするのです。

これは元々外来語である事からして、音の響きから勘違いする事は
多分にあるので、まぁ最悪でも「ギャグ」の範疇を超えません。


確かに、言葉は時代によって、意味合いや使い方が変わって来ます。
しかしながら。


日常の言葉でも、日本語でありながら発音や使い方が間違っているのはどうか。
そう思う訳ですよ。



例えば「代替」。

さぁ、どう発音しましたか?

「だいがえ」と言っている人が殆どではないでしょうか?


最近の辞書でもそう書かれていますが、
正確には「だいたい」です。

「だいたい」と入力して変換しても、ちゃんと変換される筈です。

そもそも、
「だいがえ」なんて、発音が汚らしいですよね。
「汚い」ではなく、あえて「汚らしい」と言いましょう。

「大体」と混同してしまう事があるので、余り正確に使われなくなった
可能性は多分にありますが。

しかし、野球の試合で「ピッチャーこうがえ」なんて言いますか?
「こうたい(交替)」でしょう?




そして次、「早急」。
さぁ、何と読んだでしょう?


「そうきゅう」と読んだ人!
はい、間違いです♪
どこに「送球」するんでしょうか?

「そうきゅうに見積もりを作ります!」
「三塁ベースに?」
と、意地悪な突っ込みをしたくなりますね。


「さっきゅう」が正解です。


「では早速、取り掛かります!」
と言う時に、
「ではそうそく、」
と言う人はいませんよね?
「さっそく」と言いますよね?




そして、「競売」。

何と読みましたか?
「きょうばい」?


いいえ、「けいばい」です。
「競馬」「競輪」を、
「きょうば」「きょうりん」とは読みませんね。

まぁ、これは博打言葉であり、
「きょうそう(競争)」の言葉の方が一般的なので、
そっちに引っ張られた可能性は大いにありますが。




そしてもう一つ。

「重複」。


さぁ、何と読みましたでしょう?


「じゅうふく」と読んだ人。
ハイ、間違いです♪


「ちょうふく」が正解です。


「これは貴重な物だ!」

と言う時に、

「これはきじゅうな物だ!」

とは言いませんよね?
「きちょう」と読みますよね?

きじゅう?機銃?
マシンガンでも携えているんですか?
ドダダダダダダダ!
撃ってどうする!





更にもう一つ。

「全然大丈夫。」


そもそも「全然」とか「全く」と言う言葉は、
否定する意味合いを更に強調する為に使う言葉です。


「全然、話にならない」
「全く問題ない」


それを、誰かがギャグで、

「全っ然・・・・・・大丈夫♪」

とか言って、否定するように見せかけて肯定するような、
笑いを取った所から始まったのでしょう。
それが日常になりつつあります。
しかしこれは、本来の言葉の使い方ではありません。




駄目押しでもう一つ。

「何気に」。

これはいつぞやのTV番組で、伊藤四郎氏も言ってましたが。

「何気無く」
と言う言葉はあっても、

「何気に」
と言う言葉はありません。


「何気無く」=「何の気無しに」≒「やる気でやった訳じゃない」

となりますが、一方で、無理矢理に意味をこじつけたならば、

「何気に」=「やる気でやった」

と言う意味合いになり、文章的には悪意に満ちた表現になってしまいます。
それに気付かずに、この言葉を使っている人が大半です。


以前の職場にいた同級生が、この言葉を多用していましたが、
他にも、色んな間違い言葉を使っていました。

「善し悪し」
を、

「よしわるし」
と言っていたんですね。
「よしあし」でしょう?


更には、

「百円均一」
を、

「百円きんいち」
と言っていたんです。

「きんいち?苗字は萩本かいっ!?」
と突っ込みたかったですよ。えぇ、ホント。(笑)

その同級生、学生の頃は私よりずっと成績が良かった筈なんですが・・・



最近の言葉の乱れを考えてみると、それに影響されたライターが、
ろくに言葉の意味も調べずに文章を書いているのも不思議じゃありません。


皆さんも新聞でよく見かけるかも知れません。

「悩ましい問題」

・・・笑うしかありません。

「悩む」≒「悩める」=「悩ましい」

と、記事を書いた記者は思っているのでしょうが、
本来「悩ましい」と言う言葉は、「極端に色っぽい」事を指す言葉であって、
上記の意味とは遥かにかけ離れています。


確かに、この言葉を正確に理解している人は少ないかも知れません。
取引先の、定年近い役職の人でさえ間違っていましたから。


私が読んだ新聞記事が、「悩ましいイラク問題」。

本来の言葉の意味を知っていたら、大笑いですね。

「悩ましい」=「極端に色っぽい」が正解な意味合いな訳ですから、


「悩ましいイラク問題」
     ↓
「ピンクのネグリジェを着たサダム・フセインや、
 ビン=ラディンが、イヤ~ンなポーズをしている」

と言う意味合いになる訳です。

大笑いでしょう?


こんな記事の見出しを、大手の新聞の記者が平気で書いているんです。
日本全国に、自分のバカ丸出し!
指差して、笑ってやりましょう!



私の様なド素人に突っ込まれるようじゃ、大手の新聞の記者が書く記事も
全くアテにならんのではないかと憂う、今日この頃です。