VAIO

今日、フジフィルムのフォトサロンで写真展を見た後、
紀伊国屋書店に寄って、ヨドバシカメラを流離うと言う、
いつもの週末のルーチンワークをしていたんですが。


ヨドバシで、最近出たSONYの新型VAIOを見つけて、
ちょっと触ってみました。


何これ・・・？


余りにも小さすぎて、画面の文字が非常に見辛い。
小さくする為にスライドパッドを廃して、IBMの
ノートPCと同じ様な、キーボードの中央にある
あのぐにぐにしたポインティングデバイス、
何て言うんでしたっけ？
あれが付いているんですよ。


まぁモバイルPCだし、画面と文字のサイズや
ポインティングデバイスは良いとして。


OSがビスタ。
・・・腐れてます。ハッキリ言って。


手軽に、軽快に動く事を前提とするノートPC、又は
UMPCで、イライラするほど反応速度の重いOS入れて、
SONYは何をしたいの？


右クリックメニューやスタートメニューを開いても、
何かしらの常駐ソフトの横槍が入って、選択する前に
メニューが勝手に閉じられる事、数回。

どんなシステムなのか詳細を見てみたいと思って、
コントロールパネルを開いても、そのウィンドウが
枠だけ開いて、中身が表示されるまで、待つ事20秒。

イライライライライライライライラ・・・
指でトントンと台を叩きながら。


何だ、この反応速度の悪さは。


腐れ常駐ソフトがリソースを持って行ってるかと思い、
タスクマネージャを開いたら、アプリは何も起動して
いないにも関わらず、メモリ使用量は1.1GB。
ちなみに、搭載メモリは2GB。

はぁ？


ビスタ＋SONYの、いらないプログラムが裏で大量に
動きまくっている証拠。
サービスレベルまでは確認しませんでしたが。

ハッキリ言います。
馬鹿じゃなかろうか？
ガジェットなんていらね～よ。
OSだけで、こんなにメモリ食ってどうする？


こんなに異常に反応速度の重いPC、モバイルで軽快になんて
使える訳がありません。
ビスタを入れた時点で終わり。


例えて言うなら。
手軽に、近所に買い物に行く為の軽自動車を買おうと思ったら、
鈍重で燃料ばっかり食う巨大戦車がやって来たようなモンです。
「今晩のオカズを買いに行こうかしら。」
キュラキュラキュラキュラ・・・
自転車で走った方が、遥かに速くて経済的ってなモンです。
それと同じ。
（どう言う例えだぃ）


余りの腐れ具合に失笑しながら操作していたら、店員さんが
「いかがですか？」

思わず、反射的に返してしまいましたよ。
「使ってられませんね、こんなの。」

3秒後には、店員さんは姿を消していました。（苦笑）

だって、本当なんですもん。

私の今使っているPCは、７年も前に自作したものですが、
その私の古いPCより今のVAIOの方が数倍遅く、操作性も最悪。

これなら自分で「今」のパーツを使って自作して、
XPで動かした方が遥かに速く、安定して使えます。


XPが出た当初、私もプレインストールのノートPCを買って、
当時はまだ安定していなかった「ダメP」を真っ先に消して、
Windows2000をクリーンインストールし、軽々と使ってました。

OSは、サービスパックの１や２が出てようやく認知され、
ソフト互換性や安定度、使い勝手はそれからです。


いや、それ以前に、こったら重過ぎるビスタは、私個人では
何一つ触らないままに、Windows7に移行する可能性大。

はるか古の、Windows Meの様に。
軽すぎる余り、逆に不安定極まりなく、闇に葬られた
9X系の最後の悲しきOS・・・
その二の舞を甘んじて受けるおつもりか？マイクロソフト！


今日の教訓。
モバイルに、ビスタは鬼門と知りました。