あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

個人趣味

唐突ですが。

いえね、個人の趣味には口出しはしませんけど・・・


・・・朝っぱらから、職場で博打の話はどうかと思う訳ですよ。
ウチの職場の営業の人達ですがね。

新しいパチンコ台がどうとか、スロットがどうとか。
ナンボ勝ったとか負けたとか。

繰り返すようですが、個人の趣味ですから私はとやかく言いませんが。


・・・でもね。
博打は、真っ当な趣味とは言えない気がするんですよ。

個人の小遣いの範疇で、ほんのちょいとやる程度なら話は別ですが、
その博打が生活の全てになってしまった人を知っているんですよ。
・・・私の父ですがね。

「パチンコにのめり込んだ父のおかげで、家族全員の人生を狂わされた」

そんな経験をもつ私としては、博打を趣味にする事自体が信じられません。

だから私は子供の頃から、生涯博打に手を出さない事を誓いました。
幼心に、「パチンコ屋なんて、無くなってしまえばいいのに」と。

そんな父に、家族の財産を食い潰されて。
生活を翻弄されて。

色々と調べて勉強し、何人もの弁護士に何度も相談して、

「父親を何とかして、真っ当な生活を取り戻せないか」

そう模索した事もありました。

でも、どの弁護士に相談しても、異口同音に帰って来た答えは同じ。

「本人(父)の問題は、本人でケリをつけさせろ」
「いい歳こいた大人(父)を、甘やかす必要は無い」

その言葉に押されて、家族全員で心身を極限まですり減らしながら、
結果的に何とか父をパージしました。
ようやく平和な生活を得ることが出来ましたが、それまでに払ったその代償は
余りにも大きかったですよ。
家族全員、心と体の健康を崩し、財産を失ったのですから。

しかも、いくらクズとは言え、実の父親に「悪人」のレッテルを貼り、引導を渡す。

その心境は、似たような経験をした人にしか解らないでしょう。

繰り返しますが。
そんな経験をもつ私としては、博打を趣味にする事自体が信じられません。


世の中全ての博打が「悪」とは言いません。
ですが、決して「善」では無いと思います。


職場の皆様。
朝から博打の話で盛り上がる前に、真っ当に仕事しましょうよ。