あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

事務所を俳諧する気配

さて、8月に入りました。
夏が始まったばかりと思ったら、いつの間にやらもうお盆も間近。
風の匂いも、空の青も、秋の気配が見え隠れして来ました。
何だか、本当の「夏」を感じたのって、数日しかなかったような・・・


まぁ、夏と言えば。

夏だ!
TUBEだ!
稲川淳二だ!

と言う訳で、怪談です。(笑)

・・・何だか毎年言ってますね、このフレーズ。(爆)

去年の今頃の記事と見比べて、どれだけ文章を使い回ししているか、
探してみて下さい。(をゐコラ)

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ま、今回は、余り怖くはありません。
私は怖かったですが。
何せ、「実体験」なモノで。



以前私、とある事務所で働いておりまして。
とあるビルの2Fが、その事務所だったのですが。

当時から、一人で残業とかが結構多いお仕事でして。
その日も一人残って、お仕事しておりました所・・・


「メキッ!」


ま、古いビルですから、これくらいの異音はよくある事でして、
「いつもの事だろう」と、最初はさして気にもしていなかったのですが。


「バキッ!」


を!?
いつもと違う、ちょっと大きな怪音が。
きしみ以上に、何かがへし折れるような音。

何かいつもとは違う、いや~な空気を感じて、
お仕事を中断し、パソコンの電源を消して、
そそくさと帰り支度を始めた所・・・


「ガタン!」


明らかに、事務所内のどこかで音がしました。
事務所内はワンフロアで、見渡しても誰もおらず、
モノが動いた気配もありません。

パーティーションで仕切られた所長室はスグ隣にありますが、
電気も消え、扉も開けっ放しで、もう誰もいません。

第一所長室は、音がした方向とは全く正反対です。


ざわっと、全身に鳥肌が立ちました。

「うわ、ヤバイヤバイ!」

普段から変なモノを全く感じない私、
いつも深夜まで残業していたので、特段何も怖い事は無かったのですが、
この日ばっかりは何故か、本能が「警告」しました。


「何かいつもと空気が違う」
「何かが動き回ってる『気配』がする」


内心焦りつつも、あちこちの戸締りを確認して、
最後に電気を消す時の怖い事と言ったら!(苦笑)

真っ暗になってから、扉を開けると・・・てな展開も非常に怖いので、
先に事務所外の階段室の電気を全部点けてから最後の扉の鍵をかけ、
逃げるように事務所を後にしました。

事務所で本能が「警告」したのは、後にも先にもこれ一度きり。

・・・これが理由で、転職した訳ではございません。(笑)


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