あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

ウラ話

我が家の出産に絡みまして、ちょっとウラ話を~。

無事出産にはなりましたが、そこまでに少々ドラマがありまして。
あ、興味ない方は読み飛ばして下さい。(笑)


まず出産前日。
私の仕事も含めてですが、我が家の色々な思惑もあり、

「出産予定日まで何かあったら大変」
「出産に、旦那(=私)が駆けつけられなかったら」

などなど、色々思うところもあり、カミさんは予定日よりも先に入院、
促進剤を打って、計画出産とあいなりました。

で、促進剤は打ったのですが。
初日は思ったよりも効果は出ず、私が病院に行っても、カミさんはケロッとして。

「ちょっとググッと痛みは来たんだけど、治まって、明日に仕切り直しだって~」

との言葉に、私もちょいと油断していました。

翌日、「今日は大丈夫なのかな」と頭の片隅で思っていた矢先。
昼3時過ぎ、カミさんから直接電話が。

電話を取ってみると、電話の向こうではもう言葉にならない、かなり辛そうな呻きが。
その直後に助産師さんに電話が変わり、

助 「あ、私、助産師の○○と申します。」
私 「あ、カミさんがお世話になっております。」
助 「奥さんの状況なのですが、今、破水しまして。」
私 「えぇ!?」
助 「今すぐこちらへ来て頂けますか?」
私 「え、と、あと、どれくらいで産まれそうなんですか?」
助 「時間は判りません、すぐにでも産まれそうです。」
私 「そうですか・・・20~30分でそちらに行きます!」
助 「判りました、お待ちしております。」
私 「よろしくお願いします!」

と電話を切り、仕事を女性陣に任せて、事務所を飛び出す私。

ノンビリ歩いていられないですよ。
ひたすら走り続けました。

ここからが偶然の連続でして。

道路を駆け抜け、階段を駆け下り、改札を駆け抜けたら、丁度乗る地下鉄が。

地下鉄に飛び乗り、駅に着いたら、丁度目の前にエスカレーターが。(今まで降りた事のない駅)

エスカレーターを駆け上り、改札を抜けて出口に向かったら、丁度降りてきたエレベーターが。

もうこの時点で、頭の中で「BACK TO THE FUTUER」のクライマックスがかかっていました。
(下記の動画で、1分32秒辺りから↓)
"Back to the Future" with composer Alan Silvestri conducting in Vienna!

地上に着いたエレベーターを降り、病院へ走ったら、丁度交差点の信号が青へ。(しかも2回)

息を切らしながら病院へ辿り着き、エレベーターのボタンを押したら、丁度空きのエレベーターが。

エレベーターを降り、ナースステーションへ駆け込み、

私 「私○○と申しますが、今、カミさんが分娩室と聞きましたが・・・ハァハァ」

看 「あ、○○さんですね、こちらへどうぞ。」

と、分娩室Aへ案内され、

看 「お父さんが着きましたよ~。」

一方、カミさんはそれどころではなく、ひたすら痛みに耐え、まさに息んで産もうとしている瞬間。

私は上着を横にあったソファに脱ぎ捨て、カミさんの手を握り、およそ10分後。

大きな産声が上がりました。

「おぎゃああぁぁぁ」

なんと言うタイミングの良さ。

迷わずにひたすら走って正解。
今までの全ての行程で、何か一つでも躊躇いがあったら、
産まれる瞬間に立ち会えることは出来なかったでしょう。

何ともいえぬ、この多幸感。

その場にいる先生とスタッフに、涙混じりに「ありがとうございました」と深々と頭を下げました。

全ての偶然が必然へ。

私、今まで偶然は度々ありましたが、
ここまでの完成された偶然は経験がありません。
私以外の何かの思惑が手を貸してくれていたとしか思えません。

全ての物事に感謝です♪


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