いきなりですが、今日のうお座の運勢。
消費税増税の気配がします。(いや、もう決まってるんだけど)
財布の紐はしっかり締めましょう。
イノシシの突進に要注意。
今日のラッキーカラーは「ぶんず色」、
ラッキーアイテムは「防弾チョッキ」です。
・・・何じゃそれ。
皆さん、お元気でしょうか。
幸か不幸か良く判らない運勢のうお座男、
ちょちょ山でございます。
Yahooブログ終了ネタに押されて、
先月末の内容を引っ張ってしまいますが、
そこはご了承下さい。<(__)>
さて。
今日も今日とて、色んな仕事。
裁判所に提出する書類について弁護士と相談し、
「働き方改革」のための有給付与と取得の管理表とマクロを作成し、
仕入先からの請求額の自動マッチングの計算式を走らせ、
健康診断の日程を決めて、受取手形の領収書を書いておりました。
仕事を段違い平行棒でこなしているのではなく、
手が滑って、どてっ腹に下段の棒が食い込み、
何回も床に叩き落ちている、下手な鉄棒選手のような心境です。
う゛き~っ!
さて、この「技術屋の黄昏」シリーズ。
冗談半分で書き始めてみたら、何故だか最近、ネタに事欠きません。
今回も専門用語総攻撃、ジャーゴニズム絨毯爆撃でお送り致します♪
つい先日、事務所の女史A・Bより、
A 「受発注システムが砂時計になって、動かないんですけれど。」
B 「私もです・・・あ、直った。」
A 「私も直った・・・あ、また固まった・・・これ、何でしょう?」
私 「・・・なぬ?」
私は自分の席からリモートデスクトップで、
会社の基幹業務システムのサーバに接続。
一見正常そうに動いておりますが、タスクマネージャーを開くと、
サーバのネットワーク帯域が、目一杯使われている状態に。
私 「・・・何じゃい、これは。」
さらにリソースモニターを開くと、ディスクの読み書きをしている
ドライブとファイル名が表示。
む、システム屋さんの一時フォルダに・・・
あ゛~、なるほど、今は関連会社のパソコンの入替作業中だ!
過去のファイルもメールも、一切合財移植するからって、
基幹システムサーバの空き領域にデータを全部流し込むのに、
ネットワークの帯域を目一杯使ってるんだ!
こりゃあ、受発注のシステムも応答なくなりますよ。
幹線道路でパレードやってるようなモンですもの。
道路を通りたくても通れない。
そんな状況です。
こりゃいかん!
基幹システムサーバの空き領域は、
大いに余裕があるから放っといて良しとしても、
通信が渋滞してちゃあ、皆が仕事にならん!
かと言って、電子文書のファイルサーバを使ったら、
お客さんからの受発注FAXのやり取りが極端に鈍くなるし・・・
そうだ、各サーバのシステムドライブのバックアップイメージを入れる
単体のネットワークストレージがあった!
そこを使ってもらおう!
で、急遽、二階の関連会社に駆け込み、
パソコンの入替作業をしていた若きエンジニアさんに、
私 「すいません、かくかくしかじかで、基幹業務に支障が出ています。
別のバックアップ用ストレージがあるので、移植作業の一時保存は
そちらに替えてもらえますか?」
エ 「え゛!・・・そうでしたか、すいません!
そのストレージの名前は何ですか?」
私 「『○○BACKUP』です。」
エンジニアさんはエクスプローラを開き、
エ 「・・・見えて来ないですね。
そのストレージのIPアドレスは、何番ですか?」
私 「1の20です。Ping通りました。」(192.168.1.20)
するとエンジニアさんはおもむろに、
新パソコンに繋げていたネットワークケーブルを外し、
旧パソコンに繋げて、Pingを打とうとしました。
おいおい!(理由は後述)
エ 「・・・あれ、Pingが通らないですね。」
コマンドプロンプトの黒画面には、
ターゲットのIPアドレスに通信パケットが届くも、
「一般エラー」と表示。
・・・当たり前ですよ。(内心苦笑い)
私 「最近のスイッチングHUBはポート別に、
パソコンのMACアドレスも記憶しています。
いきなりケーブルを繋ぎ替えても、まともな通信は出来ませんよ。」
例えるなら、役所に住所変更の届出をしないで、
マンションの入居者がいきなり変わっちゃうようなモンです。
エ 「時間が経ったら、繋がりますか・・・?」
あの~、私に聞かないで頂けます?
そちら本職なんですから♪
私 「基本的には、HUBの電源を入れ直さないと、リセットされません。」
そのHUBは恐らく、床の下に埋もれているハズ・・・
ふふふ♪(内心ニヤリ)
一瞬どうしたら良いか、途方に暮れる若きエンジニア。
そこへ私は、一つ提案をして差し上げました。
私 「ネットワークが一時的に繋がらないのであれば、
ローカルに一旦逃がしてはどうでしょう?」
エ 「・・・なるほど。でも、私のUSB(メモリ)では、容量が・・・」
うんうん、そうよねぇ~。
手軽に持って歩くUSBメモリでは、容量が足りないわよねぇ~。
そもそもメールの容量だけで、一人当たり10ギガバイト超ってのも、
別の意味で大いに問題がありますが。
皆さん、そんなにメールを溜めこみなさんな!
古くて読まないメールは消しましょうよ!
(>全社員)
・・・話を戻しますが。
私 「廃棄予定の古いハードディスク(80ギガバイト)が何台かあります。
SirialATA のUSBアダプタがありますから、これに入れましょう。
SATA300ですから、USB3.0でもちょっと遅いですが、
ネットワークストレージに送るよりは早いはずです。
今、持って来ますねぇ~♪」
エ 「あぁ、すいません、助かります~!」
かくして業者さんは、無事に関連会社のパソコン入替を完了出来ました♪
夕方、業者さんが降りて来て、
エ 「終わりました~・・・」
私 「お疲れ様でした。」
エ 「こちら、お返ししておきます。」
と、手にはUSBアダプタとハードディスク。
私 「あ、はい、サーバ室に置いておきますね。
ハードディスクもまだありますので、必要なときは遠慮なく言って下さい♪
あと、ネットワークでコンピュータ名が見えない件なんですけれど。」
エ 「はい。」
私 「Windows10は、私はいじったことが無いので良く判りませんが、
確かWindows7も10も、ネットワークセキュリティの設定で、
「コンピュータ名」のエコーバックをしないのがデフォルトだったと思います。
そこを変更しておくと、ネットワークストレージや、他のコンピュータが
見えるようになるはずですので。」
エ 「はい。」
私 「来月、こちらの事務所のパソコン入れ替えもあるので、
引き続きよろしくお願いします~♪」(にっこり)
エ 「よろしくお願いします~・・・」
・・・えぇ、私、
経理ですが何か!?
技術屋や職人は、知識だけではなく、経験が武器になります。
若きエンジニアよ、実戦から学ぼう!
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