最近、時事ネタと言うか何と言うか、どうも新聞で目にした記事に対して
大いに憤りを感じずにいられない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
バクチが大嫌いなちょちょ山でございます。
ちょこちょこ新聞で取り沙汰されておりますが。
小樽・苫小牧・釧路の市長が、カジノの誘致を前提に
海外のカジノ地を視察しているとか何とか。
何でも、はるみちゃん(高橋はるみ北海道知事)までもがカジノ誘致に乗り気で、
シンガポールに近々視察に行くらしいとも。
・・・あのねぇ。
観光で低迷しているからと言って、街の活性化に「賭博」を持ち出すのは
とてもマトモな考えには思えないのですが。
しかも、カジノ誘致ってことは、街を上げてバクチを推奨するってことでしょう?
一攫千金を求めて人は来るでしょうが、良い人ばかりではありません。
良くないことを目論み、黒いことをする人も流れ込んで来ます。
賭けで身を滅ぼし、犯罪に手を染める人も大勢出るでしょう。
結果として、悪名轟く治安の悪い街になり下がるでしょうね。
そんな対策として、
「ギャンブル依存症に悩む人達の為に、カウンセリングセンターを併設して云々」
アホか~っ!
3市長、わざわざ海外まで視察に行って、一体何を見て来たのだ!
賭博による繁栄の光と影を見ていないのか!
カウンセリング以前に、予防と言う考えは無いのか!
明らかに後先が逆じゃないか!
身を持ち崩してからじゃ遅い!
不幸な人間を出してからじゃ遅いんだって!
ごく身近に、バクチにハマって家族の人生を狂わせた挙句、財産まで喰らい尽くし、
家族に三行半を突きつけられて、孤独な余生を生きている人を知っていますからね。
しかもそう言う人に限って、悪びれた考えを持たない「非常識人」ですから、
傷口はどんどん広がり、本当に大変な状態になった時には、
本人も家族もカウンセリングなんかでは到底済まないような、
はるかに手遅れの状態になっているんです。
カウンセリングさえすれば、バクチを誘致しても良いと言うのなら、
専門の病院さえ作れば、麻薬や覚醒剤をやっても良いと言っているようなものです。
「中毒性があって、本人も周りの人間も不幸になる」と言う点では、全く同じです。
繰り返しますが、不幸な人を大勢出してからじゃ遅すぎます。
しかも、話はこの3市の市長だけでは済みません。
安倍首相も、カジノ合法化を目論む議員連盟の「最高顧問」だって言うじゃないですか。
・・・首相、国政もバクチ気分でやっているおつもりかっ!?
ロクでもない政策や法律改正をしくさるだけじゃ飽き足らず。
過去にも悪評轟く首相は沢山いましたが、
ここまで頭のイカれた国のトップは数少ないんじゃないでしょうか?
全く、安直と言うか、品性下劣と言うか・・・
私は今の小樽の街が好きですが、もし仮にカジノ誘致が決定した場合、
残念ながら、小樽を訪れることはなくなるでしょう。
観光名所としての趣は消え去り、治安は悪くなるのは目に見えていますからね。
「バクチと犯罪の街」に成り下がるのなら、行きたくはありません。
新聞の社評にも書かれていました。
「誰かが損をすることを前提にして繁栄を求める。
そんな社会は、まともとは思えない。」
全くもって、その通りだと思います。