あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

DVD大量処分

以前、3TBのハードディスクを購入したことは書きました。
で、そのハードディスクに、今までメディアに保管していたデータを全て流し込みまして、
先日、その全工程が完了しました。


頻繁にアクセスするものでないので、ハードディスクは定期的に電源を入れ、
プラッタやモーター軸が固着して壊れないように注意すればまぁ良しとして、
問題は、今までデータの入っていたメディアをどうするか。


メディアとは、まぁ、DVD-Rですよ。
その枚数も550枚弱。
枚数だけで言えば、変態です。
えぇ、変態的な枚数です。

・・・・私のパソコン周りは、変態的なネタものばかりですかそうですか。
それは気のせいです。(笑)


で、そのDVD-R。
これも結構、寿命が来ておりましてね。
フリーソフトを使って、消えかかったDVD-Rから何とかデータをサルベージできたものの、
通常では読めないものがほとんど。


「DVD-RやCD-Rのデータって、消えるんですか?」


と思う人もいるかも知れませんが、結論から言うと消えます

DVD-RもCD-Rも、容量や規格は違うものの、基本的に構造は同じようなものです。
レーザーを反射する皮膜の上に色素を敷いて、それをプラスチックでサンドイッチしていますから。

その色素が強力なレーザーで焼かれる現象、いわゆる「焦げ目」が、データの有無として記録されます。
それを弱いレーザーで読み取るわけですが・・・
長く使っていると、弱いレーザーでも次第にうっすら「焦げ目」がついて、
データの有無の境が判らなくなり、ドライブ側で読み取れなくなります。

なので極端な話、
記録面を上にして日なたに何日も置いておくと、
日光でも簡単にデータを消失させることが出来ます。(望んでやる人はいませんが)
新聞が日に焼けて茶色くなったり、
長年日光が当たった場所の色が漂白されていく現象と同じです。


他にも、私の持っていたDVD-Rのように、
経年劣化で色素が変質し、読めなくなるケースもあります。
完全に変質する前にデータをサルベージ出来たのは幸いでしたが、
それでも、えらい時間と手間がかかりました。

では、データが消えにくいDVD-RやCD-Rは、どこのメーカーのものでしょうか。

一昔前では、DVD-Rは日立マクセルMaxell)や三菱、
CD-Rでは太陽誘電(That's)の国産メーカーが、国内工場で高品質のものを出していました。

しかし、日立マクセルをはじめ、
数多のメーカーが台湾やシンガポール等の海外工場産に切り替わり、
国内の工場にこだわって生産しているメーカーは少なくなっています。
まぁ、有名メーカーであれば、品質はどれも似たようなものです。

但し、余り聞いたことのないブランドやメーカーは、手を出さないほうが無難です。
安さに引かれて買ってしまうと、1年経たずにデータが消えることはザラです。
「安かろう、悪かろう」です。


メディアは、永久には持ちません。
仮に有名ブランドのメディアを使ったとしても、大体寿命は4~5年くらいと思いましょう。
長く放置されたメディアからは、緩やかに揮発するかのようにデータが消えて行きます。
定期的にバックアップ(コピー)を取るか、
他のメディア(Blu-Rayディスクやハードディスク)に退避させるか。
方法は色々ありますが、どのメディアも一長一短があります。
各時代に応じた、最適なメディアを選んでおきましょう。


で、話は最初に戻ります。

データのサルベージが終わった、大量のDVD-R。
フリスビーや、カップの皿替わりに使っても良いですが。(笑)
もう、ポイです、ポイ。
燃えるゴミとして処分します。
これで棚が広くなるわ♪


通常では読めなくなった状態のメディアですから、仮に誰かに拾われても使えません♪
ソフトで読みだしてエラー補正の計算をかけ、強制的にデータ補完をすると言う
手間をかければ別ですが・・・

消えかかったメディアを何とかサルベージしたいのなら、こちらをどうぞ。
マニアックな一品です。(笑)


私の場合、余剰メモリの5GBをRAMディスクに割いて、
RAMディスクの高速な読み書きがあったればこそ、
サルベージ作業も何とか完了できました。
大量のメディアのサルベージは、一般の方にはオススメしません。


んで、サルベージしたデータとは一体・・・?

聞かないで~!
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