あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

北野 ≠ 荒巻

納得いかぁん!
これには大きく、
大きくモノ申したい!
ビートたけしが、公安9課長だとぉ!?
似合わねぇ~!

いきなり何ぞやとお思いでしょう。
少々前のネタですが。

ビートたけし、ハリウッド版「攻殻機動隊」出演決定!スカヨハと共演!



まず、公安9課とは何かから書かねばなりませんが。

日本のアニメーション、所謂「ジャパニメーション」の近年の代表作、
士郎正宗氏原作のコミックで、押井守監督が映画化した

公安9課とは、この劇中で登場する、過去に訳アリながら各分野のエキスパートが集う、
総理大臣直属の非公式な攻的組織。
政治的な影響をも考察しつつ荒事をこなすため、そのメンバーを統括する公安9課長の荒巻は、
初老ながらかなりのキレ者で、部下からの信頼も厚い、と言う設定なのですが・・・

繰り返しますが。
このキャラクターを、ビートたけしでは似合わんでしょう。

どれくらい似合わないかと言うと。

えなりかずきが、B級アクション映画の主役をやるようなモンで。
泉ピン子が、ラブロマンスのヒロインをやるようなモンで。
間寛平が、ホラー映画の主役をやるようなモンで。
トミー・リー・ジョーンズが、「ロッキー」をやるようなモンで。

そうですよ、彼、トミー・リー・ジョーンズにやらせれば良いんですよ。
彼に似たような顔つきの日本人ならいそうですし、
冷静沈着で味のある芝居なら、彼がピッタリです。

ビートたけしにやらせたら、冷静沈着にメンバーを統率するなんて演技じゃなく、
この人自身がトリガーハッピーで、率先してドンパチしかねません。
北野映画の頭で見ると、そう思えてきます。


一方、ウォシャウスキー姉弟が「マトリックス」を作った時に、
劇場版「攻殻機動隊」に大きく感化されたことは有名な話ですが。

そう、「葉っぱ隊キアヌ」です。(直訳するな)

マトリックス」公開当時、ビートたけし本人が言ってましたが。

「オレ、キアヌ・リーブスと共演したことあるんだぜ。」

したよ、確かに!
「JM」ってマイナー映画で!
でも「JM」じゃあ、アンタはヤクザの親分役だったじゃないかっ!
自慢する以前に、アンタの本業は漫才師だろっ!

そもそも「戦場のメリークリスマス」じゃあ、

自分は漫才師であり、俳優でありませんから、きちんとした演技はできません

って、最初から大島渚監督に泣きを入れていたじゃないか!
Wikipediaより)

な~んかズレてるよなぁ・・・
誰だぃ、たけしにオファーなんてしたのは。

彼に、原作の世界観が壊されないことを祈るばかりです。

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