あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

ガラクタの星座たち

唐突ですが。
そ~ろそろ本腰入れてかからにゃあなぁ・・・

と言うことで。

ここのブログの常連の皆様にはおなじみの、
あの、
あの、
あの企画が帰って来ました。

先手を打っておかないと、「それ見たことか」といった書き方が出来ませんし、
開催されてからだと「後出しジャンケン」みたいで、
「後からなら何とでも言える」と思われても癪ですし。
(誰に対してだ)

と言うワケで、早速吼えます。
がおー♪


さぁ、開催も間近に迫ってまいりました。

「札幌国際芸術祭2017 『芸術祭ってなんだ? ~ガラクタの星座たち~』」

何なんだ、このタイトルは!
もうちょっと考えなさいよ!
誰かプロのコピーライターにお願いするとか、
何か別のことは考えなかったのっ!?

前にも書きましたが、
「芸術祭って何だ?」って何だ!
今まで何も解らずにやって来たのかっ!?
今更自問自答してどうする!
今から自分探しの旅に出るつもりかっ!?
もう帰って来ないかもしれないじゃないか!
自分なんて、そこいら中に転がってないんだから!
全く前回から三年間、一体何をやっとったのだ!

しかも、サブタイトルに「ガラクタ」って・・・
芸術とガラクタを結びつけるな!
食べ物と腐乱臭を結びつけているようなモンでしょ!
芸術祭は、くさやの干物か!ピータンか!(意味不明)

こんなタイトルですもの、税金をしこたま導入し、
ラクタを芸術と言い切る愚祭と言われたって、文句は言えないでしょう。

しかもですよ。
地方紙の催し物の欄には、ちまちまと書かれてはおりますが、
開催一ヶ月前にもなって、地下鉄の掲示板にも、
まだポスターが全く貼られておりませんし、
公共の場での大々的なアピールは、まだ行われておりません。

先月の地方紙を読んでみても、SIAFラボ編集会議では、

「芸術祭の情報の発信方法」

とかやっていたそうですから。

・・・今更、情報発信方法の会議だなんて・・・
こんなギリギリでやるこっちゃないでしょう。
小学生の夏休みの宿題レベルですよね。
前回から全然進歩していません。
出たとこ勝負、行き当たりばったり。
いや、行き当たってバッタリでしょう。
三年間、一体何をやっとったのだ!


以前にも書きましたが。
現在進行形でイベントをアピールして行くのなら、
札幌シティジャズを参考にしなさいよってに。
トップは同じ「市長」なんですから。

しかも、少し裾野を広くしているのがシティジャズのやり方で、
スポンサーも観客も、良い意味で「巻き込む」のが非常に上手いです。
ジャズとは違うジャンルの音楽・・・と言うかイロモノ?(失礼)も取り入れ、
一昨年は「星屑スキャット」、去年は声優の「メグ姉」こと「林原めぐみ」、
そして今年は「森口博子」が参戦します。

メグ姉はちょっと行きたかったなぁ・・・(←実はデビュー当時からのファン)
とあるイベントで握手してもらったこともあるし、
直筆サインも持っていたりと、結構私もミーハー・・・(苦笑)

話を元に戻しますが。

ね?
この顔ぶれを見ると、ジャズを詳しく知らなくても、
彼ら、彼女らを知っている人たちは、会場に足を運ぶんですよ。


それが、国際芸術祭では。

アーティストの○○が参加 → 誰?
その作品 → 何これ?

誰も、何も知らないことが前提の悲しき現実があるワケですから、
現代芸術に余程の造詣のある人でなければ、
わざわざ会場に足を運ぶ可能性は、俄然低くなります。

これも何度も言っていますが、敷居が高すぎるんですよ。

それを前回の三年前、上田前市長は、

「楽しみにしてください」

と、市長と言う本業を放ったらかしてまで、地下歩行空間でビラ配りして・・・

「何がどう楽しいのか」

と言うアピールが全くなされていない状態で見切り発車したのが前回の芸術祭でしたが、
今回も残念ながら、その悪しき慣習を踏襲しているようです。

だって、サブタイトルが「ガラクタ」ですもの。
繰り返しますが、
お金払って、わざわざガラクタを観に行きたいと思いますか?


で、もっと突っ込み所があるかと思って、
市役所からもらって来たパンフレットに目を通してみると、
今回のゲストディレクターである大友良英氏の言葉が綴られておりました。
(一部原文のまま)

「すいません、いきなり『ガラクタ』なんて書くとびっくりされそうですが」

びっくりしたわよっ!
余りにもびっくりして、散々噛み付いちゃったわよっ!

「いや実は『ガラクタ』どころか『ゴミ』って書いてもいいかなってくらいなんですが」

・・・ゴミって自覚あったのか・・・

「でも札幌で芸術祭をやるときに、この言葉がとっても大切な意味をもつと
わたしは思ったので、どうか勘弁してください。」

・・・むむむ、のっけから真っ直ぐ詫び入れられてしまうと、困るな・・・
いや、私に向けてではないとは思いますが。(笑)

(以下68行省略、原文は公式WEBサイトにて)

68行も書いておいて、これでも部分抜粋かいっ!
どんだけ書き連ねるんだ大友氏!
・・・恐らく書いているうちに、色々と書きたいことが収拾つかなくなり、
書き連ねながら結論を見つけ出して行ったんじゃないかと思いますが。

・・・はっ!
人のことを言えない!(自爆)

ただ、大友氏の書かれた内容を要約すると、軸と言うか論点と言うか、
考え方の根拠があながち外れていないのは、何となく見えて来ました。
 ↑
(何だかんだ言って、しっかり読んだ男(笑))

「イサム・ノグチの遺作でもある、モエレ沼公園を『はじまりの地』に」
「ここはかつてのゴミ捨て場だったところ」
「ガラクタとなったものたちの、ひとつひとつの輝く『再生』の物語」
「そしてそれらが連なり、星屑が星座になって行く」
「それは計らずとも、イサム・ノグチの構想した『再生』に呼応しているかのようだ」

そこまで通して読んでみて、話は最初に戻りますが、

「そう言う考えがあって、こんなタイトル、サブタイトルなのか」
「そう言う根幹のテーマがあったのか」

と、なるほど、合点が行くところもあるなぁと思いますが・・・

一方で、そうは簡単に問屋が卸しません。(笑)
再び吼えます。

それなら、その部分をもっと上手に要約してアピールしなさいよ!
パンフレットや公式WEBサイトにじっくり目を通さない人がほとんどの中、
対外的なPRに書かれたサブタイトルを一見しただけじゃあ、
今回の芸術祭の趣旨なんて、誰も解かりゃしないわよ

ですから、くどいようですが、
結果論だけで話すと、本当に極論ですが、

「芸術自体に造詣のない一般市民が、
お金払ってまで、ガラクタなんぞを、誰が観に行くのか」

なんてことになってしまいかねないんです。
SIAF自ら、誤解を招いているんですよ。

これまた以前にも書きましたが、芸術に造詣のある人々って、
時間にも金銭的にも、いわゆる生活に余裕のある人たちがほとんどです。

他は、全く芸術に興味がないか、「芸術で腹は膨れない」と言った、
イベントの敷居が高すぎるが故に「巻き込み辛い」市民が大多数を占めている昨今、
難解な芸術より、生活と目先の簡単な娯楽を優先するのです。

本っ当に、アピールの仕方が下手と言うか、進歩の痕跡すら見られないと言うか・・・
くどいようですがSIAF事務局よ、
三年間、一体何をやっとったのだ!
進歩どころか、後退しとるじゃないか!

はぁはぁはぁ・・・

・・・じゃあ、作品はどうなのでしょうか。
魅力的な作品がありますか?
前回の芸術祭の作品やイベントを思い出してみてください。


はい、ゴミの寄せ集めですね♪
それ以上でも何でもない、見たまんまですよ。
ゴミをただ寄せ集めたって、ゴミはゴミでしかないんです。
悲しいけど、これ現実なのよね。(←解る人だけ笑って下さい)

ゴミやガラクタを芸術にしたいのなら、
己が感性で違うものに昇華させて御覧なさいよ、
観る側の感性をくすぐる何かを作ってみなさいよ、
と私は言いたいのです。

ゴミ、ガラクタ、いわゆる廃物利用をした作品なら、
こんな好例もあります。
すっごく解りやすいでしょ?
イメージ 1
詳細はこちらにて。



自称アーティストの皆様。
折角大友氏が、テーマと理屈を後付け(失礼)したんですから、
そのテーマに沿った作品を、ちゃんと創造しなさいよ!?

デカい岩を運んでただ置いただけだったり、
浜辺に打ち上げられたゴミをただ並べただけだったり、
船を歩いて引っ張って川を遡上したり、
赤ら顔の酔っ払いが、人の人生をテキトーに動画にして玩んだり、
箱型の空間を持って行って、出前されに行って店の外でメシ食ったり、
そったらワケの解らないモノやパフォーマンスを「芸術」と称したりしたら
承知しないわよ!
 ↑
(結構根に持つ男)


多種多様なジャンルを含め、芸術と言う「表現」の場では、
人の数だけ世界がありますから、
自らの世界をアピールしたい気持ちも良く解りますが、
一方で、観る人の「共感」が得られなければ、
単なる「自惚れ」や「自己満足」で終わってしまいます。

そんな「独りよがり」なワケの解らないものたちの祭典の軍資金に
自分たちの納めた税金をじゃぶじゃぶ投入されていると思ったら、
更にくどいようですが、札幌市民の皆さん、腹が立ちませんか?

そして、その投入される軍資金にも、
一応「世間体」とも言う限界がありますから(笑)、
今回またしても呼集されます、ボランティアスタッフ。

その名も「何かやり隊」

アホかあぁ!
何だ、その小学生レベルの安直なネーミングはっ!

それなら、芸術祭の運営サイドは「最終的に赤字にさえならなければいいや」と、

「結果良ければモーマン隊」

と名打って仕事をしてるんですね?
そうですよね!?(←こじつけ総攻撃)

前回の失敗を反面教師にして、少しでも「共感」を得られる作品たちが
創造されることを望みます。

じゃないとまた、私だけでなく、各マスコミからも

「税金の無駄遣い」

と称されることになりますよ?

高い市税払ってるんですから、
言わせてもらいますよ。




北海道にも短い夏が到来、今夜も熱帯夜。
夏の夜に、寝る間惜しんで、ネタを書く。
アホです。(笑)


さて、ここでクイズです。
今回のネタは何回、

「三年間、一体何をやっとったのだ!」

と吼えたでしょうか?

正解は90秒後に!(いつからだ)


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