気付いたら、もう年末よ!?(自爆)
今年の夏、真っ盛りに入院しておりました
「壊死性リンパ節炎(通称:菊池病)」。
高熱が出ていたせいで、ベッドの上で毛布に包まりながら
悪寒にガタガタ震えていたので、「夏の暑さ」を実感した日が少ないのですよ。
今は、本当の冬の寒さに震えておりますが。
なので、年中寒さに震えている気がして、非常にあずましくありません。
寒いわ、身も心も、ギャグも、懐も・・・
さて。
何日かに一度、「菊池病」で検索して
ここのブログに漂着されている方がいらっしゃるので、
夏の記事と合わせて、その後をお伝え致しましょう。
まぁ、症状と治療の詳細は、前回の記事に譲るとして。
掻い摘んで書くと、
・大風邪ひいたときのような高熱と悪寒
・普通の風邪薬が効かない
・解熱剤が効いても、薬が切れるとまた熱が上がる
・いつまでも熱が引かない
・入院しても放置プレイ(本当)
入院しても、病院は熱冷ましすら、
なかなか処方してくれませんでしたが。
えぇ、してくれませんでしたが。(←結構根に持つ男)
この病気に罹患する原因は不明ですが、
ストレスとも、過労とも言われており、
血液検査で、赤血球・白血球共に減少の傾向が見られます。
ウィルス起因の病気ではなく、
いわゆる一時的な免疫不全の状態なので、
ステロイド剤を投与して、免疫機能に喝を入れ、
体をリセットするのが本治療です。
熱が下がれば退院できますが、やはり強力な薬なので、
当然副作用があります。
肝臓に負担が来るので、お酒も飲んじゃいけません。
ステロイド剤の副作用の主なものも、
・極度の倦怠感。
・極端な肌荒れ。
・お腹にお肉が着きやすく、丸顔になる(ムーンフェイス)
・メンタル的に落ちる(うつ状態)等々
突然服薬を止めると反動も出るので、
約一ヶ月かけて徐々に薬を減らし、
最後の診察で血液検査をします。
病院の先生曰く、
「免疫不全と炎症を抑えるだけではなく、
無理矢理に体を元気な方向に持って行く薬でもあるので、
持ち上げた後のガックリ感は出ます。
新陳代謝も急激に変わるので、肌がボロボロになったりもしますが、
これも時間と共に収まりますよ。」
「先生、私の頭のボケ具合は・・・」
「直りません。」
「治る」じゃないところがミソ。(意味不明)
「つける薬がありません。」
「センセ~っ!」
と言うやり取りがされていたかはさて置き。(←置くな)
「お腹にお肉が着きやすく、顔も丸くなると聞いたのですが・・・」
「薬の副作用も、出るのは数日です。
今のお腹のお肉は、副作用とは関係ありません。
頑張って下さい♪(にっこり)」
ぬおぉ、食生活が原因ですか・・・
「血液検査の結果、赤血球、白血球、肝臓、全て正常値です。
一応これで、リンパ節炎の治療は終了です。」
まずは一安心、完治のお墨付き。
約一ヶ月、待ったよ・・・
これでやっと、酒が飲める・・・(結局そこかい)
酒が飲める、酒が飲める、酒が飲めるぞ~♪
「バラクーダ」かっ!
しかしこれがですね、病気の延長上と言うか、薬の後遺症と言うか、
電気シェーバー用の髭剃りローションを顔に塗ったところ、
アルコール分で肌がビリビリしまして。
当初「何じゃこれは」と思っていたのですが、ローションだけでなく、
自宅で快気祝いに、約一ヶ月ぶりにカミさんとお酒を飲んでみると、
これがまた、非常に美味しくない!
飲んでいて、ここまで飲むのが辛かったのは初めてですよ。
私の場合、一時的に体が全てのアルコールを拒みました。
あれから5ヶ月。
ようやく最近になって、普通にお酒を飲めるようになりましたが、
めっきりお酒に弱くなりました。
・・・あ、これは加齢のせい?(自爆)
もし、菊池病にかかってしまった方。
人それぞれだとは思いますが、
完治しても、しばらくはお酒を慎んだほうが無難です。