先日の引越しの際に、過去の旧マシンを軒並み処分しましたが、
実はハードディスクだけは残しておいてました。
時代が時代ですし。
当時の機械でしか動作できなかったプログラムとかは諦めるとして、
若かりし頃に描いたCGや、打ち込みをしたMIDIデータ等、
「おもひで」がまだ入っていたからです。
そこで、そのハードディスクの中身を何とか出来ないものかと、
サルベージを試みてみました。
当時は外付けと言えばSCSI接続が当たり前。
IDを設定してディジーチェーンなんて、今の人は知らないでしょうね。
さて。
これでXPマシンに接続、識別。
で、XPマシンに接続してみた所、デバイスは認識されていますが、
論理ドライブとしては認識されず。
ドライブレターが付かないんですね。
そりゃそうですよね。
FAT12ですもん。(笑)
解る人だけ笑って下さい。(爆)
これにドライブ名をつけて論理ドライブにしようとすると、
そうするとデータをサルベージする前に、トドメを刺す事になります。
それでは本末転倒。
そこで、ファイルリカバリーソフトを使う事に。
アルファオメガソフトの「ファイナルデータ」を持っていたので
ファイルのスキャンをかけてみましたが、どうにも上手くファイルが見えず。
装置のスキャンとファイル名は引っ張って来ますが、いざサルベージとなると
何も操作出来ないんですね。
そこで、フリーのサルベージソフトを使ってみる事に。
スキャンをかけると、ドライブがFAT12である事をちゃんと識別。
フォルダ名は化けてますが、ファイルの一覧も取得。
「よし、これは行けるか?」
そう思ったのも束の間。
リードエラーが頻発。
なかなか先に進まず、無理矢理救出したファイルもデータ化けて・・・
どうやら、プラッタ上のデータそのものがダメになっていた模様です。
これではいくら何でも、復旧は見込めません。
専門の業者に持ち込んで、残留磁気を補正しながらリカバリーとかすれば
また話は別でしょうが、そんなのは重要な機密データを救出する時であって、
私の作ったデータ程度に、そこまでする必要は全くありません。
と言う訳で。
ここはあっさりと諦めました♪
近々、抹消ソフトを使って念入りに消去し、鉄屑回収業者に渡します。
さようなら、私の過去。
・・・恥ずかしい過去?
ごもっとも!(笑)