物議を醸し、色々なことが囁かれながらも、
しこたま税金をばらまいて開催されてしまいました、札幌国際芸術祭。
書くたびにトゲがありますかそうですか。(笑)
私も本当に、過去に何回記事にしたかを憶えておりませんが、
大事なことを事前に周知せず、チケットのノルマ疑惑、
まぁ~、ネタに事欠きませんね、上田市長と札幌市。
前売チケットだって、開催日当日の朝刊に1万7千枚売れたと書かれていましたが。
ホントかいな?
先月の私の記事にも書きましたが、開催一ヶ月前で目標の2万枚に対して
たった20%の4千枚しか売れていないと言われていたのに、
更にほんの一ヶ月足らずで1万3千枚、一気に3倍以上も売り上げが上がるでしょうか?
とても真実とは思えません。
もし本当なら、恐らく身内である市職員への強制ノルマによって、
無理やり上げた数字でしょう。
ノルマの話は事実だった事になります。
さて、後は、市職員に会場に行けと言う、サクラを強制する市長の支持が出るかですが。
新聞記事にも、会場の案内嬢がぽつねんと立っているところが写っておりました。
会場に本当に来客があるでしょうか・・・?
うふ♪(笑)
市長の体裁を保つために色々な疑惑と指示が飛び交っている中、
他の盆踊り大会か何かの数字まで、「来場者数に含めろ」とか指示されたとの記事も
目にした事があります。(情報源:某道民雑誌)
どうせ来場者数だって、最終的には捏造された数字になるでしょうよ。
繕った体裁を保つために、なり振り構わず恥と嘘を塗りたくって。
ま、悪評轟く市長の話はここまでとして。
肝心の札幌国際芸術祭の中身はどうなのか、と。
実は今日、カミさんと札幌シティジャズに行って来まして。
会場受付から開演まで時間があったので、
芸術祭の地下歩行空間の会場を、チラッとだけ見て来ました。
海に打ち上げられたゴミを集めて並べて、芸術ですって。
・・・私には良く解りません。
環境への啓蒙活動ならいざ知らず、これのどこが芸術なんですか?
例のブラインドブックマーケットも、スタッフが手持ち無沙汰で
ウロウロしていましたが。
傍から見たら、単なる寂れた古本市の様相を呈していました。
コレも、来る人なんているんですかね?
普段から「交換することが目的で」本を持ち歩く人なんていないでしょう。
交換したところで、どんな本が自分の手元に来るのかが判らないんです。
敷居が高いですよね。
どんな本が手元に来ても受け入れられる、寛容な人しか参加できない企画。
・・・もし子供が漫画の本を一冊持って言って、とんでもないエロ本と交換されたら
一体どうするんでしょうか。(爆)
他にも、モーターで動くペンプロッタみたいな機械が、壁にランダムな軌跡を描いてましたが、
コレも良く解りません。
その横で会場スタッフが、通りがかりのおばちゃんに説明していましたが、
その説明の最後に「難しいですよね~♪」と一言。
・・・をゐこら。
アンタらがそれを言っちゃあ、おしまいでしょう。(苦笑)
「誰でも楽しんでもらえる」と市長が言っていましたが、
それを根底から覆すことを、現場のスタッフが言ってしまっていました。
でも、この場合は、スタッフの言葉の方が正解です。
現代芸術は、兎角難解なモノが多いですからね。
一般人には解りませんし、楽しいとも思えません。
そんな難解な前衛芸術を山ほど招集して、咀嚼も周知もすることなく、
一方的にただ並べるだけで、即理解される訳がありません。
「楽しんでもらえる」と勘違いしている市長の考えの方が変です。
さわりだけ見てみましたが、少なくとも私は、首をかしげました。
「何これ?」
「何を言いたいの?」
私には、理解や共感のしやすい、絵画や彫刻の方が良いです。
札幌シティ・ジャズのネタは、また後日~♪