Yahoo!ブログのトップページに「お題」が出ている間、参戦し続けます。(笑)
ネタはあるんだ~・・・(爆)
変な感覚を覚えて、本能に従い、戦略的撤退をした経験はありませんか?
道東はオホーツク圏、サロマ湖の近くに、某有名大学がこの界隈で発掘した物が展示されている
資料館があります。
姉と母が、ドライブ途中にその建物に寄った時。
外見は、コンクリ打ちっぱなしの苔むした、妙な雰囲気。
建物の前で車を停め、
姉「・・・やっぱり戻らない?」
母「・・・そだね。」
建物の前の狭い場所で、顔では平静を装いながらも必死で車のハンドルを切り返して、
逃げるようにその場を後にしたそうですが・・・
変な所で精神感応する「霊感親子」のこの二人。(笑)
妙な雰囲気、と言うよりも「気配」を感じたのだそうで。
・・・2階の窓から、誰かこっちを見ているような・・・
後日私が行ってみた時、成る程、これは変な気配を感じるのも納得でした。
人骨こそ無かったものの、出土した色んな物が陳列されていて、館内は無人。
受付にも誰もおらず、出入りは自由、入館者名簿に名前だけ書けば良いと言う、
生活感とは全く無縁の場所でした。
「出土品だもの、人の想いがあるんだろうな~・・・こりゃ、あの二人も嫌がるわ」
展示物を見ながら館内を一巡りして、別段何もおかしい所はありませんでしたが、
一箇所だけ・・・
一階の受付奥にあるトイレにて。
車に戻る前に用を足して行こうと戸を開けて、硬直してしまいました。
「・・・!」
中は電灯もついて明るく、時間も真っ昼間。
別に誰か、「何か」がいた訳でもなく・・・
しかしそれ以上、中には入れませんでした。
「・・・棲んでる。絶対何かいる・・・」
普段、そんな霊感とかとは無関係のこの私がですよ。
用を足すどころか、何も出来なかったんです。
トイレの入り口で、ただ立ち尽くしてる私。
「・・・二人が感じた気配はこれか・・・」
全身ざわざわと、鳥肌が立っていきます。
決め手は、トイレの中の手洗い場の鏡でした。
絶対に、自分の後ろに誰かが立ってるのを見てしまいそうで・・・
結局、踏み込む事すら出来なくて、退散しました。
特に変なものを見たとか、何か憑いてきたとか、そんなのではありませんが、
この時ばかりは本能が警告しました。
「そうしろと囁くのよ、私のゴーストが。」