あぁ、徒然なるままに

私の趣味や日々の出来事についてを、自分の独断と偏見による、やや倒錯した文章で徒然なるままに書き記すブログです。

ながら聴き

世の人の真似をしている訳ではありませんが、
試しにやってみました。

「道を歩きながら、音楽を聴く」と言う事。


いえね、通勤の際に、余りにも黙々と歩くのが
何だかしんどい感じがして来ましてね。

傍から見れば、ヘッドフォンをしたりイヤフォンぶら下げたり、
ジャカジャカと音を漏らしたり。
余り見栄えのしない行為ではありますが、通勤途中が退屈なのと、
どれだけちゃんと聴こえるものなのかと気になったのもありまして。


職場に、使われずに眠っているICレコーダが一台ありまして、
それを試しに使ってみました。

レコーダを再生モードにして、本体を胸ポケットに入れ、
イヤフォンをコートの襟元から引っ張り出し・・・


結論から言いましょう。
ハッキリ言って、あずましくないです。


イヤフォンが少し大きいのか、ポロポロと耳の穴から落ちる事数回。
何回も落ちると、逆に落ちやしないかと調節すべく、
首をなかなか動かし辛くなり、肩が凝ります。

音楽が聴こえて来るので、周りの音が逆に聞こえ辛く、
周りに余計に注意を払わねばならず、疲れます。


地下鉄に乗ってしまえば、ホームや車内の雑音で殆ど音楽が打ち消され、
何も聴こえない事もしばしば。
パートによっては、一部分だけしか聴こえないので、聴こえないパートを
「記憶」から補完して、頭の中で「ミキシング」しながら聴く事になります。
これまた疲れます。(苦笑)


「じゃあ音量を大きくすれば良いじゃないか」とも思うでしょうが、
周りの迷惑を顧みず、ジャカジャカとはしたなく自分の世界に没頭出来るだけの
無神経でもありません。
大音量で、耳も悪くなりますし。

増してや、自分の音楽の趣向を周りの人に知らせてもどうしようもないですし、
単に恥ずかしいだけです。


世の人々は、良くこんな状態で街を歩けるなぁと感心してしまいました。
やはり音楽を聴く時は、それなりの環境が前提ですね。

「ながら聴き」は、私には無理です。

昨日一回限りでしたが、もう懲りごりです。
こんなにあずましくないとは・・・

慣れの問題かも知れませんが、これは慣れたくないです。